イソラムネチンとは? わかりやすく解説

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イソラムネチン

分子式C16H12O7
その他の名称イソラムネチン、Isorhamnetin3,5,7-Trihydroxy-2-(4-hydroxy-3-methoxyphenyl)-4H-1-benzopyran-4-one、イソラムネトール、Isorhamnetol、C.I.75680、3'-Methoxy-3,4',5,7-tetrahydroxyflavone、3,4',5,7-Tetrahydroxy-3'-methoxyflavone、3'-Methoxy-4',5,7-trihydroxyflavonol、3'-O-メチルクエルセチン、3'-O-Methylquercetin、3'-O-メチルケルセチン
体系名:3'-メトキシ-3,4',5,7-テトラヒドロキシフラボン、3,4',5,7-テトラヒドロキシ-3'-メトキシフラボン、3'-メトキシ-4',5,7-トリヒドロキシフラボノール、3,5,7-トリヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)-4H-1-ベンゾピラン-4-オン


イソラムネチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/28 02:21 UTC 版)

イソラムネチン
識別情報
CAS登録番号 480-19-3
PubChem 5281654
UNII 73WRA8Z8M8
日化辞番号 J1.543A
KEGG C10084
ChEMBL CHEMBL379064
特性
化学式 C16H12O7
モル質量 316.26 g mol−1
精密質量 316.058303 u
融点

307 °C, 580 K, 585 °F

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イソラムネチン(isorhamnetin)は、O-メチル化フラボノールに分類される化学物質である。ケルセチンの3'位の水酸基(-OH)をメトキシ基に置換した構造となっている。ガマやメキシコおよび中央アメリカの幻覚植物英語版であるニオイマンジュギク英語版に含まれている[1]

代謝酵素

クェルセチン 3-O-メチルトランスフェラーゼ
S-アデノシル-L-メチオニンクェルセチンを基質として、S-アデノシル-L-ホモシステインとイソラムネチンを生成する。
3-メチルクェルセチン 7-O-メチルトランスフェラーゼ
S-アデノシル-L-メチオニンとイソラムネチンを基質として、S-アデノシル-L-ホモシステインとラムナジンを生成する。

配糖体

  • イソラムネチン-3-O-ルチノシド-7-O-グルコシド
  • イソラムネチン-3-O-ルチノシド-4'-O-グルコシド

脚注

  1. ^ Bohm, Bruce A.; Tod F. Stuessy (2007). Flavonoids of the sunflower family (Asteraceae). Springer. pp. 597. ISBN 9783211834794 

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