樹冠
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樹冠(じゅかん、Crown)とは、樹木のうち葉と枝の集まった部分を指す[1]。クローネともいう[1]。
機能
一般的に野原などに立つ孤立木では十分に光を受けるために樹冠は大きいのに対し、林内木の樹冠は比較的小さくなっている[2]。
風に対して、樹冠の枝振りは風荷重を吸収して、枝に生じる曲げ応力やねじり応力を抑えるように付くことで風倒を防いでいる[2]。
出典
- Tree crown
- Kozlowski, T.; Kramer, P.; Pallardy, S. (1991) The physiological ecology of woody plants. Academic Press
関連項目
樹冠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 10:10 UTC 版)
「オールバニ (ジョージア州)」の記事における「樹冠」の解説
2010年時点で、オールバニ市は23年間継続してアーバーデイ基金のアメリカ樹木の都市プログラムのメンバーである。通りには街路樹があり、大きく成長したオークなど固有種の樹木が使われている。樹木条例や、認証を受けた樹木医が職員になっている。
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「樹冠」の例文・使い方・用例・文例
- 黒の縁の黄色の樹冠の斑点のあるヨーロッパのキクイタダキ
- 黒い樹冠のある黄色のアメリカムシクイ
- カリフォルニア産の樹高の高いマツで、3本ずつ束生する針葉と密生した樹冠、深く裂け目の入った濃褐色の樹皮を持つ
- 日本・韓国原産のマツで、生長すると不規則に広く広がった樹冠を持つ
- カナダとアラスカを含む米国北部に産する中型のカラマツで、広い円錐形の樹冠と赤褐色の鱗片上の樹皮を持つ
- 欧州産高木で、細長い円錐形の樹冠、平たい針葉、有毛の球果の鱗片を持つ
- ロシア北東部とシベリアに産する中型のカラマツで、細い円錐形の樹冠と柔らかく細い明緑色の葉を持つ
- 円錐の樹冠と層になっている枝のある中型から背の高い北アメリカ西部のモミ
- 欧州中央部と南部に産する、木材用高木で、整った樹冠と灰色の樹皮を持つ
- 細く直立した樹冠と柔らかい木質を持つ米国中部から西部の中型から大型のモミ
- 細い円錐形や柱状の樹冠を持つ、ロッキー山脈の材木用中高木
- 青緑色の針葉と密集した円錐の樹冠を持つ高いトウヒ
- アフリカ南部産の高木あるいは低木で、丸い樹冠を持つ
- アジアの常緑樹の小さい属で、柱状の樹冠を持ち、中央脈のない葉により識別される
- 左右対称に広がった樹冠を持ち、針状葉が枝の先端で傘のように渦巻き状に伸びている、背の高い常緑樹
- 南米の熱帯地域産の高木で、二回羽状の葉が大きく広がった樹冠を形づくり、コイル状の耳形の果実がなる
- 黄色または白い花をつける広く広がる樹冠をつける常緑の雨林の木
- 大きな濃い緑の葉と丸い樹冠を持つ大きなつアメリカの日よけの木
- 丸い広がる樹冠となめらかな灰色の樹皮といがに囲まれた小さな甘い食用に適する三角形の堅果を持つ、いくつかの大きな落葉性の高木の総称
- 北アメリカ東部に広く分布する、大型の左右相称の落葉性の高木で丸い樹冠を持つ
樹冠と同じ種類の言葉
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