動脈硬化 ( arteriosclerosis )
動脈血管の弾力性が失われて心臓病や脳卒中を起こしやすくなる病態のこと。現在、動脈硬化の起こる仕組みはつぎのように説明されています。(1)動脈の内皮(ないひ)細胞の働きに障害が起こる→(2)内膜下にリポ蛋白が溜まり変性する→(3)内膜下にマクロファージ(血液や組織中を遊走し、細菌や異物を貪食して排除する白血球の仲間)が入り込む→(4)マクロファージが変性LDLを食べて泡沫細胞化する→(5)動脈壁が厚くなったり、破壊されたりして血管内が狭くなる→(6)動脈硬化した部分の組織が壊れ、血栓ができ、内腔が閉塞し、重篤な病気になる。このような病変が進むと、狭まった血管のなかに血栓ができて血管自体がふさがることになり、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、大動脈瘤などの発生につながります。
動脈硬化
動脈硬化【どうみゃくこうか】
動脈硬化症
(動脈硬化 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/04 17:17 UTC 版)
動脈硬化症(どうみゃくこうかしょう、英語: arteriosclerosis)とは、動脈硬化により引き起こされる様々な病態の総称。
[続きの解説]
「動脈硬化症」の続きの解説一覧
- 1 動脈硬化症とは
- 2 動脈硬化症の概要
「動脈硬化」の例文・使い方・用例・文例
- 症候性のアテローム性動脈硬化を持つ患者は我々の研究には含まれなかった。
- 動脈硬化(症).
- 市政は動脈硬化に陥っていた.
- 動脈硬化
- アテローム性動脈硬化症で詰まった動脈内部の外科的切除
- アテローム性動脈硬化症の、あるいはそれに関するさま
- 動脈硬化症になる
- 進行性のアテローム性動脈硬化、または血塊によって冠動脈が閉塞すること
- アテローム性動脈硬化症のように、動脈壁に粉瘤ができること
- 動脈壁の内側に脂肪質(アテローム)が沈着し、そのため動脈を狭くしている動脈硬化の段階
- 血管閉塞を伴う動脈硬化症の段階
- 高いレベルのコレステロールとアテローム性動脈硬化症の初期発生で特徴付けられる先天性疾患
- 冠状動脈硬化症という症状
- 冠状動脈硬化という病気
- 動脈硬化という症状
- メタボリックシンドロームになっている人々は動脈硬化,心(しん)筋(きん)梗(こう)塞(そく),脳(のう)梗(こう)塞(そく)などの病気のリスクが高い。
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。
動脈硬化と同じ種類の言葉
- 動脈硬化のページへのリンク