火除地とは? わかりやすく解説

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ひよけ‐ち【火除け地】

読み方:ひよけち

江戸時代江戸において火事延焼を防ぐため、また、避難所として設けた空き地。特に享保期(1716〜1736)に多数設定された。


火除地

読み方:ヒヨケチ(hiyokechi)

享保の改革防火のために設けられ空地


火除地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 03:25 UTC 版)

火除地(ひよけち)とは、江戸幕府明暦3年(1657年)の明暦の大火をきっかけに江戸に設置した防火用の空地[1]。広義では、同様の趣旨を持った街路である広小路なども含まれる。このため、狭義の火除地を火除明地(ひよけあきち)と呼んで区別する場合もある。


  1. ^ a b c 第1章 建築防火関係法制史”. 東京理科大学 研究推進機構総合研究院 火災科学研究所. 2023年6月13日閲覧。
  2. ^ 斉藤庸平, 田畑貞寿「火除地等の防火機能に関する実証的研究」『造園雑誌』第55巻第5号、日本造園学会、1991年、355-360頁、doi:10.5632/jila1934.55.5_355ISSN 0387-7248NAID 110004661575 
  3. ^ a b c d 渡辺達三「近世広場の成立・展開火除地広場の成立と展開 (2)」『造園雑誌』第36巻第2号、日本造園学会、1972年、27-34頁、doi:10.5632/jila1934.36.2_27ISSN 0387-7248NAID 110004659299 


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