おこわとは? わかりやすく解説

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お‐こわ〔‐こは〕【強】

読み方:おこわ

《「こわめし」をいう女房詞から》赤飯(せきはん)。現在では、もち米小豆(あずき)以外の豆や(くり)、山菜などを入れて炊いたものもいう。

人をだますこと。特に、「つつもたせ」にいうことが多い。

「それはてっきり悪者の兄めが衒(かた)りの—であらふ」〈浄・前太平記


おこわ

[多]=御強赤飯 ・「今日は お祝いだ おこわ炊くべえ」

おこわ

方言共通語使用例または説明
おこわ赤飯もち米硬くなるので、こわ(強)飯の意味か?

おこわ

京ことば意味
おこわ 強飯      *しらむし→白おこわ

御強

読み方:おこわ

  1. 醜婦を云ふ。
  2. 醜婦のことをいう。
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おこわ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 16:18 UTC 版)

おこわ(御強)とは、もち米を蒸したの事を言う[1]。元々は強飯(こわめし/こわいい)をあらわす女房詞が一般化した語である[2]。強飯とは、こわい(堅い)飯の意で、うるち米の飯に比べ、独特のもちもちとした食感と甘味がある。赤飯もおこわに含まれ、狭義では赤飯のことを指す。


  1. ^ 広辞苑第5版
  2. ^ 日本国語大辞典第2版(小学館)、「おこわ」の項。
  3. ^ 日本大百科全書(小学館)、「こわ飯」の項。


「おこわ」の続きの解説一覧

おこわ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 10:19 UTC 版)

「飯」の記事における「おこわ」の解説

もち米を、主に蒸して炊いた飯を「おこわ」、「強飯こわめし)」、「蒸飯(むしめし)」などとよぶ。もち米以外の食品加えることもある。アズキまたはササゲ加えた場合は「赤飯」、「赤の飯あかのまんま)」などとよび、祝賀用いる。法要などにはアズキ等を加えず白いまま、あるいは黒豆加えたおこわを用いる。また、特に加えた食品の名を頭につけて山菜おこわ、おこわ、等と呼ぶ。

※この「おこわ」の解説は、「飯」の解説の一部です。
「おこわ」を含む「飯」の記事については、「飯」の概要を参照ください。

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「おこわ」の例文・使い方・用例・文例

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