クロロフィルとは? わかりやすく解説

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クロロフィル【chlorophyll】

読み方:くろろふぃる

葉緑素


クロロフィル

同義/類義語:葉緑素
英訳・(英)同義/類義語:chlorophyll, Chloride ion channel, voltage-gated

植物緑色呈する原因物質で、環状ポルフィリンマグネシウム配位した構造を持つ。何種類かの分子種が知られており、光合成における光エネルギー受容体として作用する

クロロフィル [Chlorophill]


クロロフィル

植物のにある緑色色素。  

クロロフィル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/10 00:03 UTC 版)

クロロフィル(Chlorophyll)は、光合成明反応光エネルギーを吸収する役割をもつ化学物質葉緑素(ようりょくそ)ともいう。


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「クロロフィル」の続きの解説一覧

クロロフィル (Chl)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/30 07:26 UTC 版)

電子伝達体」の記事における「クロロフィル (Chl)」の解説

集光色素として良く知られるが、光化学系複合体内部のクロロフィルスペシャルペアでは電子伝達体として機能する光化学系によって励起され電子フェオフィチン伝達する詳細はクロロフィルを参照

※この「クロロフィル (Chl)」の解説は、「電子伝達体」の解説の一部です。
「クロロフィル (Chl)」を含む「電子伝達体」の記事については、「電子伝達体」の概要を参照ください。

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