れい‐き【励起】
励起状態
(励起 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 04:26 UTC 版)
量子力学において、励起状態(れいきじょうたい、英: Excited state)は、(原子、分子、あるいは原子核といった)系のハミルトニアンの固有状態のうち、基底状態より高いエネルギーの全ての固有状態(量子状態)を指す。励起(Excitation)は、光、熱、電場、磁場などの外場によって引き起こされる。励起により、基底状態にあった固有状態は励起状態へ、励起状態にあった固有状態はより高いエネルギーを持った励起状態へ移る。
- 1 励起状態とは
- 2 励起状態の概要
励起 (electrical excitation)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:37 UTC 版)
「放射線」の記事における「励起 (electrical excitation)」の解説
放射線によって励起された原子や分子が、その後に発光することがある。発光する物質をシンチレータ (scintillator) と呼ぶ。この発光現象を利用して放射線を検出器の原理とするものをシンチレーション検出器と呼ぶ。
※この「励起 (electrical excitation)」の解説は、「放射線」の解説の一部です。
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「励起」の例文・使い方・用例・文例
- 励起子束縛エネルギー
- (励起分子か物質)に適切な物質を加えることによって、(ルミネッセンスか燐光)の度を減少させる
- 原子を励起する
- 蛍光色素を励起する波長で試料を照射する、光を使用した顕微鏡検査
- 電磁放射の吸収の可能性において最大限の激しさを引き起こしている安定粒子の励起状態
- 溶液が半透性膜によって純粋溶媒と隔てられるとき、その溶液に浸透しないように必要な溶液によって励起される圧力
- 特殊な蛍光物質に交流電圧を加えると,電子が励起され光を発する現象
- 物質に電場を加えると,物質の電子が励起され光を発する現象
- 物質に電場を加えると,物質の電子が励起され光を発すること
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