桜会とは? わかりやすく解説

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さくら‐え〔‐ヱ〕【桜会】

読み方:さくらえ

平安鎌倉時代に、桜の花の咲くころに営まれ法会その後観桜の宴が開かれた京都醍醐寺(だいごじ)や賀茂神社行われたものが有名。


さくら‐かい〔‐クワイ〕【桜会】

読み方:さくらかい

昭和5年(1930)橋本欣五郎根本博らの陸軍中堅将校によって結成された、満州問題解決とそのための国家改造行動目的とする団体満州事変前後三月事件十月事件企てた


特定非営利活動法人桜会

行政入力情報

団体名 特定非営利活動法人桜会
所轄 大阪市
主たる事務所所在地 大阪市大正区三軒家東2丁目8番5号
従たる事務所所在地
代表者氏名 宮﨑 美津子
法人設立認証年月日 2017/01/30 
定款記載され目的
この法人は、生活支援の必要な家庭のこども又家庭恵まれないこどもに対して小規模住居児童養育事業ファミリーホーム)及び児童自立生活援助事業を行うとともに子育てに悩む保護者対す子育て相談事業地域人々対するこどもの健全育成支援に関する普及・啓発事業行い地域社会児童福祉増進とこどもの健全育成寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
監督情報
解散情報
解散年月日  
解散理由  

桜会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:39 UTC 版)

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桜会(さくらかい)とは、日本軍事国家化と翼賛議会体制への国家改造を目指して1930年昭和5年)に結成された超国家主義的な秘密結社[1]・軍閥組織である。

1930年9月、参謀本部橋本欣五郎中佐、陸軍省の坂田義朗中佐、東京警備司令部の樋口季一郎中佐が発起人となり設立した[2]。参謀本部や陸軍省の陸大出のエリート将校が集まり、影佐禎昭和知鷹二長勇今井武夫永井八津次などの「支那通」と呼ばれる佐官、尉官が多く、20数名が参加していた[3]。その設立趣意書には、政党政治の腐敗と軍縮への呪詛が述べられ[4]、軍部独裁政権樹立による国家改造を目的としていた[5]。会員は翌1931年5月頃には100余名まで増加したが、内部は破壊派・建設派・中間派の三派があり、絶えず論争があったという[6]

橋本・長らを中心とした急進的なグループは、大川周明らと結んで、1931年(昭和6年)3月の三月事件、同年10月の十月事件を計画(いずれも未遂)[6]。軍部の独走を助けた。桜会の会合は毎月偕行社を利用していたが、やがて資金が豊富になると急進派は新橋桝田屋で美妓を侍らせておこなったので、のちの青年将校に”宴会派”と呼ばれるようになった[7]

桜会は十月事件後に解散させられたが、その残党たちは、統制派寄りの清軍派という弱小派閥を形成した[8]

主な会員

関連文献

出典

  1. ^ 宇野俊一ほか編 『日本全史(ジャパン・クロニック)』 講談社、1991年、1050頁。ISBN 4-06-203994-X
  2. ^ 田中梓『いわゆる三月事件について』p3、http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3051044_po_16-11.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
  3. ^ 戸部良一『日本陸軍と中国』p160
  4. ^ 『現代史資料7』p27、資料解説
  5. ^ 田中梓『いわゆる三月事件について』p3、http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3051044_po_16-11.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 「桜会」堀幸雄 「最新右翼辞典」 柏書房、2006年、248-249ページ
  7. ^ 中野雅夫『橋本大佐の手記』p24、p90~p93
  8. ^ 『昭和史 7―決定版 二・二六事件前後』 毎日新聞社 p.36-37

関連項目




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