かろう‐かい〔カラウクワイ〕【哥老会】
哥老会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 08:13 UTC 版)
哥老会(かろうかい、ピンイン:Gēlǎohuì)は、中国の反体制秘密結社の一つである[1]。
白蓮教や天地会などの影響を受けながら、清代18世紀に四川省で生まれた。農民の互助自衛組織として発展、湖南省・湖北省を中心に長江上流域に広がり、反清復明(はんしんふくみん)を掲げて活動した。主に農村を基盤として、流民や無産者を組織し、地主など地方有力者や知識人を指導者とした。清代末期には孫文ら革命派と結び、1911年に始まる辛亥革命に重要な役割を果たしたが、中華民国成立後は反革命的な性格を強めていった[1]。
同時代の秘密結社青幇(チンパン) に対し紅幇(ホンパン)ともよばれた[1]。
関連項目
脚注
- ^ a b c 哥老会 かろうかい Ge-lao-hui ブリタニカ国際大百科事典小項目事典、デジタル大辞泉、百科事典マイペディア、世界大百科事典第2版、大辞林第三版、日本大百科全書(ニッポニカ)
哥老会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:33 UTC 版)
中国共産党の指導者の一人朱德元帥は若いときに哥老会に入ったことがあり、その助けを得た。
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