定款
定款とは
定款とは、会社の組織や運営についての根本的な規則をまとめた文書のことである。会社を設立した時には必ず作成し、公証役場において公証人の認証を受けなければならない。定款は、簡単に言うと会社の憲法のようなものである。定款の記載事項には、絶対的記載事項と相対的記載事項、任意的記載事項の3つがある。絶対的記載事項は、必ず明記しなければならない項目で、会社の商号や目的、所在地、出資額、発起人情報などが挙げられる。相対的記載事項は、金銭以外の出費内容や発起人の報酬、設立費用などを明記する。任意的記載事項は、任意に取り決めた事項を明記するもので、例えば株主総会の時期や総会の議長を誰にするのか、事業年度の開始月をいつにするのかなどを明記する。
定款
定款
定款(ていかん)
定款
定款
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 05:50 UTC 版)
定款(ていかん)とは、法人の目的・組織・活動・構成員・業務執行などについての基本規約・基本規則そのもの(実質的意義の定款)、およびその内容を紙や電子媒体に記録したもの(形式的意義の定款)のこと。
注釈
出典
- ^ 会社の定款と社内規則の機能(早稲田大学教授酒巻俊雄監修、中央信託銀行証券代行部編)1頁~3頁
- ^ 田中耕太郎・改訂会社法概論上 104頁
- ^ 中西正明・新版注釈会社法 55頁
- ^ 大森忠夫 会社の設立 株式会社法講座第一巻160頁
- ^ 大隅健一郎 今井宏 新版会社法論上 10頁
- ^ 石原全「定款の内容規制について」『法学研究』第35巻、一橋大学、2001年3月、3-47頁、doi:10.15057/10011、ISSN 04393260、NAID 110007623781。
- ^ 『株主間の公平と定款自治』同志社大学法学叢書松尾健一(同志社大学准教授)著
- ^ 定款認証手数料は、1939年15円、1946年50円、1947年200円、1948年600円、1961年1000円、1966年1500円、1971年3000円、1974年1万円、1977年2万円、1982年4万円、1993年5万円、2022年(予定)資本金100万円未満3万円、資本金100万円以上4万円“起業の手数料引き下げ 定款認証 資本金300万円未満対象:朝日新聞デジタル”. (2021年10月5日)
- ^ a b “英国会社法改正” (PDF). JETROロンドンセンター. 2018年9月24日閲覧。
- ^ a b c d e f 小山貞夫『英米法律語辞典』研究社、2011年、71頁
- ^ a b “インドへの投資ガイド” (PDF). インド商工業省産業振興政策局. 2018年9月24日閲覧。
定款
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 16:20 UTC 版)
地域開発、都市開発等の事業並びにこれらに関する企画、設計監理及びコンサルティング業務。 建設工事の企画、設計、監理及びコンサルティング業務。 前各号に付帯し、又関連する一切の業務。
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定款
「定款」の例文・使い方・用例・文例
- 定款
- この場合、定款認証時に4万円が必要だ
- 定款の変更のお知らせをプレスリリースに掲載しました
- 当社ではこの旨を定款に定めています
- 買収防衛策として定款にスーパーマジョリティ条項が加えられた。
- 2004年から日本ではインターネットで定款認証が得られる。
- 行政書士を通じて電子定款を提出した。
- ついに我がデジタルグルーヴクラブの定款が完成しました。
- 定款が完成したら公証役場に行って、作成した定款の認証を受ける必要があります。
- (会社の)定款.
- 会社が定款に示されているようなの法律上の会社の正式名ではない業務を行う際の名前
- 会社の基本定款の認可の表明
- ある国でその会社定款が承認されている企業
- 定款で公式に認められている発行株式の最大数
- 仮に定めた定款
定款と同じ種類の言葉
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