突風
突風
突風
突風
突風
突風
突風
突風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/05 14:59 UTC 版)

突風(とっぷう、英: blast, gust)は、瞬時に吹く強風。積乱雲などに伴って起こる。
メカニズム
概要
風というものは、地形や建物、大気の状態など色々なものの影響を受けるため、方向と強さ(速さ)が常に変わり続けている。変わり続けている中で、特に瞬間的に強さが増したときに突風となり、被害をもたらすことがある。
建物の間、谷の間、山の頂上など、起伏や障害物の多い場所では、様々な方向から風が集まって強い風が吹く場所ができる。こういった場所では、広域的には弱い風のときでも風が強かったり、広域的にも風が強いときにはもっと激しい風が吹いたりすることがあり、突風が吹きやすい。
条件
突風が起こりやすい気象条件として、熱帯低気圧(台風)や勢力が強い温帯低気圧が接近しているとき、寒冷前線が接近しているとき、発達した積乱雲(メソサイクロンを伴うもの)が接近しているとき、周辺の傾圧が高まっているとき(天気図で等圧線の間隔が狭くなっているとき)などが挙げられる。
高度が高いほど風は強いため、航空機などは地上に比べて突風に遭遇しやすい。
突風は規模が非常に狭いため、集中豪雨と同様に局地現象に分類される。
最大瞬間風速
突風を数値で表すのに最も適しているのが、最大瞬間風速である。
日本では、気象庁は0.25秒間隔の風速(瞬間風速)から算出している。
世界気象機関は0.25秒間隔の風速の12個移動平均(3秒間平均)とすることを推奨しており、気象庁でもこのように変更する予定[1]。
航空気象通報式においては、平均風速を10kt(約5m/s)以上上回る最大瞬間風速をGUST(ガスト)として通報している。[2]
種類
大気の不安定によるもの(擾乱性のもの)
傾圧、傾温によるもの
-
颪 ()(突風性のものに限る) - 山から吹き降ろす強風。地域によりさまざまな名称がある。 - 季節性の強風(突風性のものに限る) - 季節性の気圧配置の偏りによる強風。地域によりさまざまな名称がある。春一番、木枯らし、チヌーク、ボーラ、ミストラルなど。
地形によるもの(突風性のものに限る)
脚注
- ^ 気象庁における瞬間風速の観測方法の変更について 気象庁, 2007年10月26日。
- ^ 中部航空地方気象台 - 飛行場実況気象通報式(METAR、SPECI)の解説
関連項目
突風(アスファル・リーフ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:17 UTC 版)
「マギの登場人物」の記事における「突風(アスファル・リーフ)」の解説
※この「突風(アスファル・リーフ)」の解説は、「マギの登場人物」の解説の一部です。
「突風(アスファル・リーフ)」を含む「マギの登場人物」の記事については、「マギの登場人物」の概要を参照ください。
突風
「突風」の例文・使い方・用例・文例
- 私は突風で体のバランスをくずした
- 突風で桜の花びらが私の部屋に吹き込んだ
- 突風で帽子が吹き飛ばされた
- 突風がその小舟を傾けた。
- 丁度その時、突風が写真を吹き飛ばした。
- 突風が吹いた。
- 突風.
- 寒い突風.
- 一陣の突風.
- 突風で看板が倒れた.
- 突風で戸が倒れ, ガラスの破片が床にとび散った.
- 強い突風が吹く突発的な嵐
- 突風
- (突風のように)すばやく移動する行為
- 空気の突然の突風は、フェンスの反対側に、ボールを押した
- ドアが突風でばっと開いた
- 空気の突風は部屋を換気した
- 突風が、雲を軽く吹き飛ばした
- 突風で木がほとんど2つに折り曲げられた
突風と同じ種類の言葉
- >> 「突風」を含む用語の索引
- 突風のページへのリンク