あられ【×霰】
読み方:あられ
1 雲の中で雪に微小な水滴が凍りつき、白色の小さい粒となって降ってくるもの。雪霰(ゆきあられ)と氷霰(こおりあられ)とがある。気象用語では直径5ミリ未満が霰、5ミリ以上が雹(ひょう)。《季 冬》「呼かへす鮒売(ふなうり)見えぬ—かな/凡兆」
2 料理で、小さく賽(さい)の目に切ること。また、切ったもの。「—に刻む」
6 「霰蕎麦(そば)」に同じ。
さん【×霰】
霰
霰
霰
霰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 01:55 UTC 版)
霰(あられ)は、雲から降る直径5ミリメートル(mm)未満の氷粒である。雪霰と氷霰がある[1][2]。
注釈
出典
- ^ 『最新気象の事典』p.12 石井幸男「霰」
- ^ a b c d e f g h i 『気象観測の手引き』、p.61-65「大気現象の種類と定義・解説」
- ^ a b c “Snow Pellets”. International Cloud Atlas(国際雲図帳). World Meteorological Organization(世界気象機関) (2017年). 2023年3月4日閲覧。
- ^ a b c オックスフォード気象辞典 p.84「氷あられ」p.257「雪あられ」
- ^ 驟雨(しゅうう)性の降水:積雲や積乱雲など対流性の雲から降る、強さがよく変化する降水。
- ^ a b c d “Small Hail”. International Cloud Atlas. World Meteorological Organization (2017年). 2023年3月4日閲覧。
- ^ a b 「予報用語 降水」、気象庁、2023年1月24日閲覧
- ^ 『気象観測ガイドブック』、気象庁、2002年12月、p.44
- ^ 「報道発表 地方気象台における目視観測通報を自動化します」、大阪管区気象台、2019年11月16日、2023年1月24日閲覧
- ^ 「雪(初雪)の観測は誰がどのように行っているのですか?」、福岡管区気象台『はれるんマガジン』36号、2022年12月27日、2023年1月24日閲覧
- ^ “天気の「快晴」がなくなった 「歴史的転換」迎えた観測”. 朝日新聞デジタル. 2020年4月3日閲覧。
- ^ 「国際式の天気記号と記入方式」、気象庁、2023年1月21日閲覧。
- ^ 過去の気象データ検索 > 「天気欄と記事欄の記号の説明」、気象庁、2023年1月21日閲覧。
- ^ 理科年表FAQ > 山内豊太郎「天気の種類はいくつあるのですか。その記号も教えてください。」、理科年表オフィシャルサイト(国立天文台、丸善出版)、2008年3月、2022年1月21日閲覧。
- ^ 「METAR報とTAF報の解説」、那覇航空測候所、2023年1月21日閲覧。
- ^ “Rime and Graupel”. U.S. Department of Agriculture Electron Microscopy Unit, Beltsville Agricultural Research Center. 2017年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月23日閲覧。
- ^ 『広辞苑』(5版)「霰」
霰
霰
「霰」の例文・使い方・用例・文例
- 雨霰と降る弾丸(たま)の中をじりじり進んでいった.
- 急霰の如き喝采
- 弁士は急霰の如き喝采のうちに降壇した
- 弁士は急霰の如き拍手喝采の裡に降壇した
- 霰が降る
- 霰が降っている
- 雷が鳴って霰が降った
- 弾は霰と降る
- 兵は弾の霰と降る下に冷静沈着に働いた
- 弾丸霰と飛ぶ中を進む
- 弁士は急霰の如き拍手喝采のうちに降壇した
- 火薬と霰弾
- 霰弾銃
- 弾は霰と降る中を進んだ
- 炭酸カルシウムは異形仮像で方解石と霰石として現れる
- チョーク、方解石、霰石または石灰岩など、自然の中で見つかる塩
- 雨と霰
- 玉霰という食べ物
- その冬,初めて降る霰
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