さんだん

デジタル大辞泉

さん‐だん【三壇】

読み方：さんだん

１ 三つの祭壇。

２ 密教で、中央と左右に分けた壇。

さん‐だん【三段】

読み方：さんだん

１ 三つの段・段階。また、第3の段・段階。

２ 歌舞伎の大道具の一。高足の二重舞台に設置する三段の階段。これに赤毛氈(もうせん)をかけ、幕切れに舞台前に押し出し、役者がこの上で見得を切るのに用いる。

さん‐だん【散弾／^×霰弾】

読み方：さんだん

発射すると、薬莢(やっきょう)に込められた多数の細かい鉛のたまが銃口から散らばって出るように作られた銃弾。ばらだま。

さん‐だん【算段】

読み方：さんだん

［名］(スル)

１ 苦心してよい方法や手段を考え出すこと。「居候を追い出す—をする」

２ あれこれと工夫して、金銭の都合をつけること。工面(くめん)。「引っ越しの費用を—する」「やりくり—」

さん‐だん【^×讃談】

読み方：さんだん

１ 仏の功徳(くどく)をほめたたえ、語ること。また、その話。

２ 事の是非を論じ合うこと。批評すること。

「貴人、上方様の御比判にも、是をのみ御覧じはやされて、非をば御—もなかりしなり」〈至花道〉

３ 世間でうわさすること。評判。

「今世上の—少事さめて、さびしき時分なり」〈戴恩記〉

甲州弁辞典

さんだん

甲州弁	意味	用例
さんだん	重ね重ね、散々

JMnedict

山段

姓	読み方
山段	さんだん

三反

姓	読み方
三反	さんだん

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さんだん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 07:27 UTC 版)

同音異義語

さんだん

• 【算段】工面。
• 【三段】三つの段階。
• 【三壇】三つの祭壇。
• 【讃談, 讃歎, 讚談, 讚歎】うわさ。
• 【散弾, 霰弾】ばらだま。