段・段とは? わかりやすく解説

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きざ‐きざ【刻刻/段】

読み方:きざきざ

形動ナリ細かく切り刻むさま。ずたずた

悲しみはらわた—に断つとは」〈浄・傾城酒呑童子


ぎざ‐ぎざ【刻/段】

読み方:ぎざぎざ

【一】[名・形動のこぎりの歯のような細かい刻み目また、その刻み目のあるさま。「—のある葉っぱ」「切り口が—になる」

【二】[副](スル) のこぎりの歯のような刻み目続いているさま。「縁(ふち)が—(と)したレース飾り

アクセント【一】はギザギザ【二】ザギザ。


つだ‐つだ【寸/段】

読み方:つだつだ

形動ナリ細かくばらばらなさま。ずたずた

「—ニ切リ離ス」〈日葡


きだ‐きだ【段】

読み方:きだきだ

形動ナリ物を細かく切り刻むさま。ずたずた

「恋も未練も—に切捨くれんと突立(つったつ)て」〈露伴風流仏


だん‐だん【段段】

読み方:だんだん

【一】[名]

いくつかの段のあるもの。また特に、階段。「裾が—になっているスカート」「石の—を上る

事柄一つ一つ条々次第。「御無礼の—御寛恕(かんじょ)下さい

いくつかに切れること。きれぎれ

「剣—に折れにけり」〈謡・盛久

【二】[副]

順を追ってゆっくりと変化してゆくさましだいしだいに。「病気は—快方に向かう」「—と春めいてきた」「—に難しくなる

次から次へと続くさま。かずかずあれやこれや

「そこには—深い事情があるんだがね」〈漱石虞美人草

【三】[感]《「だんだんありがとう」の略。京都遊里用いられた語》いろいろとありがとう。

斗量さん、—」〈洒・うかれ草紙

アクセント【一】ンダン、【二】はダンダン、またはダンダン。


段段

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 01:27 UTC 版)

名詞

(だんだん)

  1. いくつかの刻んだもの。階段

副詞

(だんだん)

  1. 物事追って進むさま。徐徐に。
  2. 福島佐渡方言そろそろ。まもなく。

熟語

感動詞

(だんだん)

  1. 山陰愛媛熊本方言感謝気持ち表す。「だんだんありがとう」の略。現在では日常生活において使用される頻度少ない。

和語の漢字表記

以下の語の漢字表記

  1. きざきざ
  2. ぎざぎざ
  3. きだきだ


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