段波とは? わかりやすく解説

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だん‐ぱ【段波】

読み方:だんぱ

津波高潮などで、壁のように切り立った波が進行する現象


ボア

段波 bore

浅水水の壁が進んで行く形の波で、段波とも呼ばれる。ボアは2つ異なった水位を持つ水面をつなぐものであるが、必ず低水位側に伝播する進行速度前・後面の深さ対応する長波速度よりも速く一種衝撃波である。ボアを挟んで体積運動量保存されるが、エネルギー保存されず、強いボアでは波面砕波を伴う。弱いボアでは波の背面幾つかの短波長の波を伴いそのようなボアをアンド・ラー・ボアと呼ぶ。満ち潮に際して潮汐によって起こされるものをタイダル・ボアと言う

段波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/27 16:50 UTC 版)

段波(だんぱ、英語: bore)は、切り立ったの壁が進行する形態のである[1][2]

満潮の際、潮汐が段波となってを遡上することがあり、海嘯とよばれる[3][4]

津波が陸上に押し寄せたり川を遡上したりするとき、段波を形成することもある[4][5]。水深の浅い湾や平坦な川に起こりやすい[5]

台風などによる高潮が押し寄せる際にも、段波を形成することがある[5]

峡谷の鉄砲水の前面にも段波が観察されることがある[5]天然ダムの決壊などにより水が一気に押し寄せる現象は洪水段波とよばれる[6]平成29年7月九州北部豪雨では少なくとも4河川で発生、段波現象がなかった場合を想定して比較すると、流量氾濫面積ともに大きくなったと考えられている[6]

用水路ダムなど、人工の水路における放流などでも発生する。広くは、例えばアメリカのディズニー・タイフーン・ラグーンのようなウォーターパークの人工の波のいくつかにも段波の性質をもつものがある[5]

脚注

参考文献

  • Chanson, Hubert (2011-09) (英語). Tidal Bores, Aegir, Eagre, Mascaret, Pororoca : Theory and Observations. シンガポール: World Scientific. doi:10.1142/8035. ISBN 978-981-4462-27-3 
  • 今村文彦 著「海嘯 かいしょう tidal bore」、地学団体研究会 編『最新 地学事典』平凡社、2024年3月、230頁。ISBN 978-4-582-11508-6 


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