ポロロッカとは? わかりやすく解説

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ポロロカ【pororoca】

読み方:ぽろろか

ブラジルアマゾン川河口部で、春の大潮の際にみられる海嘯(かいしょう)。ポロロッカ。


ポロロッカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 00:53 UTC 版)

ポロロッカ(Pororoca)は、潮の干満によって起こるアマゾン川を逆流する潮流[1]。いわゆる海嘯のこと[1]。ポロロッカの名称は、トゥピ語で「大騒音」を意味するオノマトペのpororó-káからきている[1]

概要

セヴァーン川イギリス)での波乗りのようす。ずっと小規模であるが、ポロロッカと同じ現象による。

満月新月の時は干満の差が大きく(大潮)、およそ5メートルほどの高さの波としてアマゾン川の河口に押し寄せてくる。この大波は川の流れを飲み込んで、時速65キロメートルの速度で逆流し、沿岸より800キロメートル内陸まで達することがある。

大潮とその前後に起こる現象で、特に珍しい事ではないが、3月の頃には干満差の大きさや、雨季の影響によるアマゾン川の水量の多さにより規模が大きくなる(大海嘯)。雨季に当たるには、アマゾン川の大量の水が満潮になって押し寄せる海水と衝突する。この時、川の水は逆流する海水に押され、海に流出することができず海水と共に逆流する。この時、600キロメートルの内陸にも洪水や海水の氾濫による甚大な被害がもたらされる場合がある。

パラ州サン・ドミンゴス・ド・カピンポルトガル語版では1999年以降、毎年ポロロッカを利用した波乗りの大会が開催され、各国のサーファーが訪れている。2003年には、アディルトン・マリアーノが、この波に乗って34分間にわたり川を上っている。水中には川岸から流された大量の障害物が漂っているので危険も伴う。

類似現象

オリノコ川でもポロロッカに似た現象が知られており、マカレオスペイン語版と呼ばれている。

またインドネシアスマトラ島カンパル川(カンパー川)で起きる同様の現象は「ボノ」と呼ばれリバーサーフィンが行われている。

脚注

  1. ^ a b c ベレン案内” (PDF). 在ベレン領事事務所 (2021年6月). 2023年2月7日閲覧。

関連項目

外部リンク


ポロロッカ (POROROCA)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:26 UTC 版)

マルエツ」の記事における「ポロロッカ (POROROCA)」の解説

詳細は「ポロロッカ (企業)」を参照マイカル#ポロロッカ」も参照 売場面積70坪〜170坪の小型店で、1995年平成7年)に神戸市1号店開店し同年8月16日東京都足立区一ツ家店を開店して関東地方進出した2001年平成13年9月経営破綻したマイカルから、2002年平成14年1月17日株式会社ポロロッカの全株式を4.8億円で買収して傘下入れ2002年平成14年5月24日代表取締役副社長派遣したマルエツ傘下入り後は「フーデックス」との差別化のため、山手線内のオフィス街中心とした地区特化して出店することになり、2002年平成14年2月末までに郊外不採算10店を閉鎖した2005年平成17年6月10日関西地区17店舗営業音通譲渡すると共に同年3月31日から7月15日に3店舗閉店するなど20店舗営業終了した2007年平成19年12月1日マルエツ吸収合併された。合併時点資本金4.8億円。合併時点小型スーパーマーケット22店を運営しており、店舗名称として吸収合併後も継続した。 しかしその後売場面積165m2から500m2以上の小型店舗を「マルエツプチ」に統合することになったため、2010年平成22年4月時点26店が営業していた「ポロロッカ」の店舗は「マルエツプチへ屋号を変更され店名としても消滅することになった

※この「ポロロッカ (POROROCA)」の解説は、「マルエツ」の解説の一部です。
「ポロロッカ (POROROCA)」を含む「マルエツ」の記事については、「マルエツ」の概要を参照ください。

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