運動量とは? わかりやすく解説

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うんどう‐りょう〔‐リヤウ〕【運動量】

読み方:うんどうりょう

からだを動かす度合い

物体運動の激しさを示す量。物体質量速度との積で表される


運動量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 16:05 UTC 版)

運動量うんどうりょう: momentum)とは、物体運動状態を表す物理量で、初等的には質量速度として導入される。この意味の運動量は後述する一般化された運動量と区別して、運動学的運動量(あるいは動的運動量[注釈 1])と呼ばれる。また、角運動量[注釈 2]という運動量とは異なる量と対比する上で、線型運動量[注釈 3]などと呼ばれることもある。


注釈

  1. ^ : kinetic momentumdynamical momentum
  2. ^ : angular momentum
  3. ^ : linear momentumtranslational momentum
  4. ^ : generalized momentum
  5. ^ : canonical momentum
  6. ^ : conjugate momentum

出典

  1. ^ 松田 1993, p. 21.
  2. ^ Newton 1729, Axioms, or Laws of Motion; Law II.
  3. ^ 須藤 2008, pp. 42–43, 48–51, §5 ハミルトン形式と正準変換.
  4. ^ 須藤 2008, pp. 42, 51, §5 ハミルトン形式と正準変換.
  5. ^ a b c 須藤 2008, pp. 202–204, 付録 A 電磁場の古典論.
  6. ^ 砂川 1987, p. 234, 第 5 章 §2 電磁場のエネルギーと運動量.
  7. ^ 砂川 1987, pp. 156–160, 234–240, 第 3 章 §5 定常電流間に作用する力; 第 5 章 §2 電磁場のエネルギーと運動量.
  8. ^ 須藤 2008, pp. 45–47, 5.2 ルジャンドル変換.
  9. ^ 田崎 2000, pp. 259–270, 270–278, 付録 G. 凸関数; H. Legendre 変換.
  10. ^ ランダウ & リフシッツ 2008.



運動量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 15:52 UTC 版)

フィットネス」の記事における「運動量」の解説

過剰な運動は健康を損なう。度が過ぎる運動は、以下のような事態につながる。 カゼ気管支炎にかかりやすくなる 運動性貧血おこしやすい 同じ部位繰り返し動かすことで、炎症疲労骨折につながる 有酸素運動1回につき1時間程度で、週に5回まで、筋力トレーニングは同じ部位トレーニングは間に1日上空ける。 度が過ぎる運動ミトコンドリア(Mitochondria)の機能障害惹き起こし耐糖能(Glucose Tolerance, 上昇した血糖値下げる、血糖値正常に保つ能力)も低下させてしまう。

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運動量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/30 09:29 UTC 版)

ローレンツ因子」の記事における「運動量」の解説

上記相対論的運動量の関係式を γ について解くと以下を得る。 γ = 1 + ( p m 0 c ) 2 {\displaystyle \gamma ={\sqrt {1+\left({\frac {p}{m_{0}c}}\right)^{2}}}} この表式用いられることはほとんどないが、マクスウェル・ユトナー分布英語版)に用いられる

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運動量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 07:48 UTC 版)

からだサポート研究所 糖尿病編」の記事における「運動量」の解説

運動の種類と、運動時間入力することにより、消費エネルギー入力管理する

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運動量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 01:14 UTC 版)

フォノン」の記事における「運動量」の解説

詳細は「結晶運動量」を参照 フォノン振動そのもの量子化したものであり、質量持たない一方で運動量は持っており p = ℏ k {\displaystyle \mathbf {p} =\hbar \mathbf {k} } で表される。ただしフォノンの運動量は、一様な空間にある粒子の運動量とは性質異なる。ネーターの定理によると運動量は系の並進対称性から導出されるため、この違い並進対称性違い由来する一様な空間連続的な並進対称性を持つが、結晶では離散的な並進対称性持っている。この離散的な並進対称性から導かれる広義の)運動量は、通常の運動量とは区別して結晶運動量呼ばれる。この違いにより、たとえば運動量保存則は、フォノンの運動量だけでなく結晶逆格子ベクトル含まれた形となる。 フォノンによる弾性的中性子散乱では、エネルギーとともに運動量も保存される非弾性中性子散乱では中性子入射角散乱角、およびエネルギー変化調べることでフォノン波数と各周波数求まる

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運動量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 08:32 UTC 版)

ラグランジュ力学」の記事における「運動量」の解説

一般化座標共役一般化運動量は、ラグランジアン一般化速度による偏微分 p i ≡ ∂ L ∂ q ˙ i {\displaystyle p_{i}\equiv {\frac {\partial L}{\partial {\dot {q}}_{i}}}} によって定義される。これは並進対称性から導かれる保存量である。 一般化運動量を用いると、ラグランジュの運動方程式は p ˙ i = ∂ L ∂ q i {\displaystyle {\dot {p}}_{i}={\frac {\partial L}{\partial q_{i}}}} となる。ニュートンの運動方程式との比較から、右辺一般化された力と見ることも出来る。 ハミルトン形式では一般化座標一般化運動量によって記述されている。一般化運動量は正準共役量であり、共役運動量や正準運動量呼ばれることもある。

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運動量

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 12:12 UTC 版)

名詞

運動 (うんどうりょう)

  1. スポーツ日常動作動かし
  2. (力学) 物体質量速度ベクトル掛け合わせた
  3. (政治) 選挙運動行った

複合語

翻訳

語義2


「運動量」の例文・使い方・用例・文例

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