角運動量の保存
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:14 UTC 版)
詳細は「角運動量保存の法則」を参照 力のモーメントが 0 であるとき、角運動量は時間とともに変化せず一定となる。このことを角運動量保存の法則(角運動量の保存則)という。力のモーメントが 0 となるのは、力が 0 であるか、力が位置ベクトルと平行であるときである。 力が作用していないときは等速直線運動となる。等速直線運動においては運動量と角運動量はともに保存する。これに対し等速円運動においては、運動量の大きさは一定であるが向きが時間により変化するため運動量は保存せず、角運動量のみが保存する。 力が位置ベクトルと平行であるときは F ( r ) = f ( r ) r {\displaystyle {\boldsymbol {F}}({\boldsymbol {r}})=f(r)\,{\boldsymbol {r}}} と表すことができる。この形の力は中心力と呼ばれる。
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