位置
位置(いち、英語: position)とは、物体が空間の中のどこにあるかを表す物理量である。
概要
原点Oから物体の位置Pへのベクトル(位置ベクトル (position vector))で表される。
通常は x, r, s で表され、O から P までの各軸に沿った直線距離に対応する[1]。
位置(いち、英語: position)とは、物体が空間の中のどこにあるかを表す物理量である。
原点Oから物体の位置Pへのベクトル(位置ベクトル (position vector))で表される。
通常は x, r, s で表され、O から P までの各軸に沿った直線距離に対応する[1]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 18:30 UTC 版)
時間を t, 空間の 3 成分を x = (x, y, z ) とすると、4元位置ベクトルは、 x μ = ( c t , x ) = ( c t , x , y , z ) {\displaystyle x^{\mu }=(ct,{\boldsymbol {x}})=(ct,x,y,z)} もしくは x μ = ( x , c t ) = ( x , y , z , c t ) {\displaystyle x^{\mu }=({\boldsymbol {x}},ct)=(x,y,z,ct)} として表される。この x μ は、時間と空間が結合された時空上の一点を表す位置ベクトルになっている。このとき x μ が指す点を事象 (event ) と呼ぶ。定数 c は真空中の光速で、時間を長さの次元に換算する役割を果たす。 時間成分を何番目に置くかは、その記法を一貫して用いる限りにおいて自由である。ただし慣例的には上に挙げた順序で記される。なお、(ct, x, y, z ), (x, y, z, ct ) どちらの表記でも空間成分を第 1, 2, 3 と呼ぼうとする為、時間成分を前者では第 0 成分、後者では第 4 成分と呼ぶ。また、時間成分に虚数単位 i をかけて、(ict, x, y, z ) や (x, y, z, ict ) とする場合もある。しかし、どの定義を用いても、物理学の問題を記述する上では差し支えない。
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