lock
「lock」とは、錠・錠前・輪留めのことを意味する英語表現である。
「lock」とは・「lock」の意味
「lock」とは、主に錠・錠前・輪留めという意味で用いられる名詞・動詞であるが、その他にも幅広い意味がある。名詞としての「lock」は、鍵で開閉する錠、運河の閘門、確定した出来事・イベント、カールした髪の束、車のハンドルを切った時の最大回転数という意味で用いられるほか、スポーツ用語ではレスリングで相手が動けないように固める技、ラグビーにおいてスクラムの2列目でプレーする選手という意味で使われる。動詞としての「lock」は、鍵を閉める、閉じ込める、監禁する、固定する、しっかり組み合わせる、交通を渋滞させる、髪の毛が絡まるなどの意味で用いられる。「lock」のスラングとしての意味
「lock」は、スラングとしては成功が確実な人という意味で用いられる。「lock」の活用変化一覧
原形:lock過去形:locked
過去分詞:locked
現在分詞:locking
「lock」の語源・由来
「lock」の語源は、曲がる・回る・ひねるという意味の印欧語根「lewg-」である。印欧語根「lewg-」が、錠という意味のゲルマン祖語の「luka」に変化し、錠という意味の西ゲルマン祖語の「lok」になり、錠という意味の古期英語の「loc」に変化した後、「lock」になった。「lock」と「rock」の違い
「lock」と「rock」は、カタカナ語ではどちらも「ロック」と表記されるため、混同しやすい単語である。しかし発音においては、「lock」の綴りは「l」であるため「ロ」の音を舌先を前歯の裏の歯茎につけて発音する「ロック」、「rock」の綴りは「r」であるため「ロ」の音は舌先を内側に巻き発音する「ロック」である。意味においても、「lock」は錠であるのに対し、「rock」は岩であるため大きく異なる。「lock」を含む英熟語・英語表現
「ロックオン」とは
「ロックオン」とは、狙いを定めるという意味である。英語の「lock on」に由来するカタカナ語で、コンパなどで「彼にロックオンする(彼に狙いを定める)」という表現が使われたりする。英語の「lock on」は、本来軍事用語として使われていた表現で、レーダーなどでターゲットを追跡するという意味である。
「lockダンス」とは
「lockダンス」とは、激しい動きから突然静止する、静と動のコントラストが特徴的なダンスである。1970年代に誕生し、ブレイクダンス・ポップダンスとともに、三大ストリートダンスの一つに数えられている。「lockingダンス」や「lockin'ダンス」と呼ばれることもある。「lock」の使い方・例文
・If you don't lock your doors and windows, you'll be a sitting target for burglars.(ドアや窓に鍵をかけないと、泥棒の格好の標的になる)・I'd only gone a few blocks down the road when I realized I'd forgotten to lock the door.(ドアをロックするのを忘れたことに気付いたとき、私は道を数ブロック進んだだけだった)
・When my grandparents were young, they never had to lock their front doors because that was a safer time back then. (私の祖父母が若かった頃、玄関のドアをロックする必要はなかった)
・With the click of the car’s remote opener, I was able to lock my car door so that no one could open any of my car doors.(車のリモコンの開閉ボタンを押すだけで、自分の車のドアを誰も開けられないようにロックすることができた)
・There was no way to lock the screen, so he simply pushed it shut and started for the house.(画面をロックする方法がなかったので、彼は単に画面を閉じて家に向かった)
・The room key was in his pants pocket and he managed to pull it out with two fingers and fit it into the lock, pushing the door open with his shoulder.(部屋の鍵はズボンのポケットに入っていたので、彼は2本の指でそれを引っ張り出し鍵穴にはめ込み肩でドアを押し開けた)
・My first trial as a supervisor early in my career was locking horns with a union representative at a car factory.(キャリアの早い段階でスーパーバイザーとしての最初の試みは、自動車工場で組合の代表者と口論することだった)
・He eased the key into the lock, anxious not to wake his children.(彼は子供たちを起こさないように気をつけながら、鍵をゆっくりと錠前に差し込んだ)
・The bus locks automatically when you start the engine.(エンジンを始動すると、バスは自動的にロックされる)
・She locked the door when she left and unlocked it when she returned.(彼女は外出するときにドアをロックし、戻ってきたときにロックを解除した)
エル‐オー【LO】
ロック【lock】
排他制御
【英】lock
排他制御とは、一般に、特定のファイルやデータに対するアクセスや更新を制御することである。特にファイルやデータベースへの書き込み処理を行なう際に、データの整合性を保つためにアクセスやデータの読み書きを一時的に制限すること。
データの参照と書き込みとを常に解放しておくとすれば、二人の管理者が交互にデータを参照し、情報が共有されない状態のままで、各々の作業を反映したデータへと更新する場合が生じうる。このとき先に参照した者と、後に参照した者が、交錯した順序でデータ更新を行えば、実情とデータとは混乱して一致しなくなる恐れもある。
このような事態が生じるのを防ぐために、データを更新する際にはデータに排他制御をかけて、他の者がデータを読み書きできないようにする。そうすれば、他の者は更新完了後のデータのみ参照できるようになるので、実情との整合性が乱されることはない。その際、データの参照と更新との両方を禁ずるか、あるいは参照は許可するかが設定できる。ひとつのプログラムがデータにアクセスして処理を行う間、他の接続口には許可・不許可を示す標識が立てられる。
なお、複数のファイルにまたがって排他制御(ロック)が行われる場合には、ユーザーの一方があるファイルをロックしながら別のあるファイルのロック解除を待ち、もう一方ではその別のファイルをロックしながら先方のロックしたファイルのロック解除を待つ、そのため互いに固めつつ固められ、いつまでたっても処理が進まない、といった事態が生じうる。この現象はデッドロックと呼ばれており、プログラムの設計に問題がある場合に発生する。
ロック
(Lock から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 08:25 UTC 版)
ロック(lock、locke、rockなど)
lock
- 固定・固着すること。
- 錠。錠前(英: lockset)のうち固定された側の機構。または、錠などに鍵(英: key)をかける(施錠する)こと。
- ロック (ダンス) - ダンスのジャンル。
- ロック核酸 - ゼノ核酸の一種。
- ロック - ラグビーのポジションのうち、フォワードの第2列(ロック・フォワード)のこと。ラグビーユニオンのポジション#セカンドロー参照。
- 閘門。運河などで、水位の異なる水面間を船が移動するための設備。
locke
- 英語圏の姓。
- Locke - 2013年のイギリス・アメリカ合作映画『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』の原題。
rock
- 岩石。例:ロッククライミング、ロックガーデン。
- ロック (音楽)
- 英語圏におけるロックフィッシュ(rockfish)の略。⇒根魚
- クラック・コカインを指す英語圏の俗語。
- 日本語におけるオン・ザ・ロックの略。酒類の飲み方の一種で、氷を入れること。
- ROCK (木村カエラのアルバム) - 2013年
- ロック (ROCK) - 中国製のリトルシガーの銘柄のひとつ。
- 地名
- ロック郡 - 曖昧さ回避
- 人名
- ロック・ハドソン - アメリカ合衆国の俳優。
- The Rock - ドウェイン・ジョンソンのリングネーム。
- ROCK-Tee - 日本のミュージシャン。EAST ENDのメンバー。
その他
- 地名
- Loc - フランスの地名に用いられる接頭辞。ロック=エギネール、ロック=ブレヴァレールなど。
- 人名
- 古川ロック - 日本の俳優。
- その他
- ロック鳥(roc) - インド洋地域の伝説に登場する巨鳥。
- モデル351 ロック(roc) - ロケットの空中発射を行う超大型機。愛称は上記巨鳥にちなむ。
- ラグナロック(Ragnarøk) - 北欧神話の世界における終末の日。カタカナ表記のゆらぎの一つ。
- ブラックバーン ロック(roc) - イギリスの戦闘機。
- ロック (競技)(roque) - 球技。クロッケーの亜種。
- ロック 〜わんこの島〜 - 2011年公開の日本映画。
- ロックペイント - 日本の塗料メーカー。
- ロック開発 - かつて存在した日本のショッピングセンターのデベロッパー。
- ロック座 - 日本・東京都にある大人向け劇場。
架空の人名
- ロック・ホーム - 手塚治虫の漫画・アニメーション作品に多数登場するキャラクター。別名・間久部緑郎。
- ロック・ハワード - ゲーム『餓狼 MARK OF THE WOLVES』の主人公。
- 超人ロック - 聖悠紀の漫画、および同作品の主人公。
- その他項目のないもの
- ゲーム「ロックマンシリーズ」(海外版「Mega Man」含む)の主人公・ロックマンの本名。
- ロック・ヴォルナット - 上記ゲームの関連シリーズ「ロックマンDASHシリーズ」の主人公。
- ロック・リー - 漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。
- 漫画『BLACK LAGOON』の主人公・岡島緑郎の通称。
- メディアミックス作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物・田村いわおの通称。
- テレビアニメ『Go!プリンセスプリキュア』の敵キャラクター。
- ゲーム『絶対音感オトダマスター』に登場するアイテムキャラクター「オトダマ」のひとつ。
- メディアミックス『BanG Dream!』の登場人物・朝日六花の愛称。
- パチスロ『秘宝伝〜太陽を求める者達〜』の主人公。
- ロック・コール - ゲーム『ファイナルファンタジーVI』の登場人物。
関連項目
Lock(ロック)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:01 UTC 版)
Lock(ロック)は位置ベクトルを時間で7段階微分した単位。 次元はLT−7。単位は1m/s7、もしくは100G/s5である。
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「Lock」の例文・使い方・用例・文例
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