機械遺産
別名:日本機械学会認定機械遺産
英語:Mechanical Engineering Heritage
日本の機械技術の歴史の上で重要な機械製品を、文化的遺産として認定する制度。日本機械学会が2007年に開始した。
日本機械学会では、毎年数個から十数個の機械製品や装置を機械遺産として認定している。基本的には、いずれも具体的な製品個体が指定されている。
2007年の第1回機械遺産では、国産航空機「YS-11」、国内初の量産型蒸気機関車「230形」ほか23件が認定されている。2009年には現存する最古の国産乗用自動車「アロー号」が認定されている。アロー号は今なお走行可能な状態で保存されているという。
2012年7月には、5つの機械製品が機械遺産として認定された。TOTOの温水洗浄便座「ウォシュレットG」、奈良県吉野山で現役稼動している吉野山ロープウェイなどが含まれている。
関連サイト:
機械遺産一覧 - 日本機械学会
きかい‐いさん〔‐ヰサン〕【機械遺産】
機械遺産
機械遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:41 UTC 版)
社団法人日本機械学会が機械技術の発展に貢献したものを機械遺産として認定している。農研機構生物系特定産業技術研究支援センターの農機具資料館収蔵品が登録されており、灌漑用のポンプなどが含まれている
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機械遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 16:13 UTC 版)
1968年の第9次観測隊による南極点往復探検調査に使われた雪上車4台のうち白瀬南極探検隊記念館所蔵の雪上車「KD605」及び国立極地研究所所蔵の雪上車「KD604」が2014年7月に日本機械学会によって機械遺産に認定された。
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