東芝科学館とは? わかりやすく解説

東芝科学館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 16:45 UTC 版)

東芝科学館
Toshiba Science Museum
東芝研究開発センター入口
東芝科学館の位置
施設情報
前身 マツダ照明学校
専門分野 科学技術、電気製品
事業主体 東芝
延床面積 3,160m2
開館 1961年11月15日
閉館 2013年9月30日
所在地 212-8582
日本 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地
位置 北緯35度33分0秒 東経139度41分35秒 / 北緯35.55000度 東経139.69306度 / 35.55000; 139.69306
外部リンク http://kagakukan.toshiba.co.jp/
プロジェクト:GLAM
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東芝科学館(とうしばかがくかん、英称:Toshiba Science Museum)は、神奈川県川崎市幸区小向東芝町東芝研究開発センター内にあった企業博物館である。1961年昭和36年)開館。2013年平成25年)9月に閉館し、2014年(平成26年)1月31日に東芝未来科学館としてJR川崎駅前へ移転・リニューアルオープンした。

概要

前身となるマツダ照明学校は1927年(昭和2年)7月に東京電気(1939年に合併して東芝)の川崎本社(橘樹郡御幸村・現在の川崎市幸区ラゾーナ川崎)内に開設され、古灯器などを展示し月平均1,000人程度の見学者があったが、1943年(昭和18年)に第二次世界大戦中の空襲により展示資料とともに焼失した[1][2]

東芝創業85周年記念事業の一環として、1961年(昭和36年)7月、東芝小向工場(現・小向事業所)内に軽電関係のマツダ研究所と重電関係の鶴見研究所を統合して中央研究所(現・研究開発センター)が発足。同年11月15日、中央研究所本館内に東芝科学館が開館した[3]

当時としては全国でも珍しい「企業科学館」として注目され、その後に開館される企業館の草分け的な存在となった。2006年8月11日には累計入館者が800万人を突破した。

科学技術に関するさまざまな展示や、これまでに東芝が製造した国産第一号または世界初の電気製品を展示している。2006年には前年に東芝創業130周年を迎えた事と開館45周年の節目に、館内の展示内容のリニューアルを実施した。

2013年9月末をもって閉館し、2014年1月にラゾーナ川崎地区に設置されたスマートコミュニティセンター内に東芝未来科学館としてリニューアルオープンした。なお、東芝未来科学館は2024年6月末をもって一般公開が終了している。

住所

  • 郵便番号 212-8582
  • 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地

開館時間など

  • 開館時間:9:00 - 16:45
  • 休館日:日曜・祝祭日・東芝科学館特定日。
  • 入場料:無料

脚注

  1. ^ 川崎市経済局産業政策部企画課 編『地域経済研究(11)』川崎市、1993年3月、37-46頁https://dl.ndl.go.jp/pid/2272250/1/24 
  2. ^ 東京芝浦電気株式会社総合企画部社史編纂室 編『東京芝浦電気株式会社八十五年史』東京芝浦電気、1963年、32-33頁https://dl.ndl.go.jp/pid/2502114/1/55 
  3. ^ 東京芝浦電気株式会社 編『東芝百年史』東京芝浦電気、1977年3月、88-89頁https://dl.ndl.go.jp/pid/11952109/1/73 

関連項目

座標: 北緯35度33分0.3秒 東経139度41分34.5秒 / 北緯35.550083度 東経139.692917度 / 35.550083; 139.692917





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