札幌市豊平川さけ科学館とは? わかりやすく解説

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札幌市豊平川さけ科学館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 04:07 UTC 版)

札幌市豊平川さけ科学館
Sapporo Salmon Museum
札幌市豊平川さけ科学館の位置
施設情報
愛称 さけ科学館
専門分野 サケ回帰事業
事業主体 札幌市
管理運営 公益財団法人札幌市公園緑化協会(指定管理者[1]
建物設計 田上義也
開館 1984年10月6日
所在地 005-0017
北海道札幌市南区真駒内公園
位置 北緯43度0分4秒 東経141度20分36秒 / 北緯43.00111度 東経141.34333度 / 43.00111; 141.34333
外部リンク 札幌市豊平川さけ科学館
プロジェクト:GLAM
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イトウとアルビノイトウ

札幌市豊平川さけ科学館(さっぽろしとよひらがわさけかがくかん)は、北海道札幌市南区真駒内公園内にある、サケ回帰事業と自然知識普及を目的とする博物館科学館。「さけ科学館」と略されることが多い。建物は北海道を代表する建築家田上義也の設計によるものであり、公益財団法人札幌市公園緑化協会が指定管理者として運営する[1]

概要

真駒内公園の北の端近く、真駒内川のそば、豊平川に近い位置にある。本館、さかな館、実習棟の三つの建物を中心にしている。さかな館は1986年昭和61年)、実習館は2003年平成15年)に建てられた。

さけ科学館は、1979年(昭和54年)に始まった豊平川へのサケ稚魚放流の成功を受けて、1984年(昭和59年)に開設した。科学館では毎年産卵に遡ってきたサケを捕らえて卵を採り、孵化させ、稚魚を放流している。放流先は、豊平川と真駒内川である。科学館でははじめ豊平川の床止めの堰で遡行を妨げられたサケを捕らえて採卵していた。魚道が整備されて鮭が通りやすくなると捕獲が難しくなり、1998年(平成10年)からは千歳川のサケから採卵している。

サケ類と、札幌市内にいる水生生物を飼育、展示する。2003年度の入館者は7万3196人であった。うち団体利用者は1万6152人で、さらにそのうち香港台湾からの観光が5404人あり、他には小学校幼稚園保育園、市民見学会・町内会がめだった。野外でのさかなウォッチングやサーモンウォッチング、サケの採卵実習などを毎年催す。

また、札幌近辺のなど水生生物の調査を行っている。

沿革

交通アクセス

脚注

出典

  1. ^ a b 指定管理者による管理運営が行われている施設”. 札幌市. 2016年7月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 札幌市豊平川さけ科学館の概要 (2020年4月現在)”. 札幌市豊平川さけ科学館. 2021年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k 札幌市豊平川さけ科学館開館30周年記念誌” (PDF). 札幌市豊平川さけ科学館 (2015年3月). 2023年3月25日閲覧。
  4. ^ アクセス”. 札幌市豊平川さけ科学館. 2023年8月18日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク





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