鯨と海の科学館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/12 07:01 UTC 版)
![]() | |
---|---|
![]() 科学館外観 | |
施設情報 | |
正式名称 | 山田町立鯨と海の科学館 |
事業主体 | 下閉伊郡山田町 |
管理運営 | 一般社団法人山田町観光協会 |
延床面積 | 1973.11m2 |
開館 | 1992年(平成4年) |
所在地 |
〒028-1371 岩手県下閉伊郡山田町船越7-50-1 |
位置 | 北緯39度26分11.6秒 東経141度58分32.3秒 / 北緯39.436556度 東経141.975639度座標: 北緯39度26分11.6秒 東経141度58分32.3秒 / 北緯39.436556度 東経141.975639度 |
アクセス |
・三陸鉄道リアス線 岩手船越駅から徒歩10分 ・産直ひろばふれあいパーク山田より 徒歩 : 8分 車 : 3分 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
プロジェクト:GLAM |

鯨と海の科学館(くじらとうみのかがくかん)は、岩手県下閉伊郡山田町にある博物館。クジラを通じて彼らが住む三陸の海、そして海を育てる豊かな自然環境について知ることをテーマにしている。
概要
1987年(昭和62年)、三陸沖において体長17.6メートル、体重60トンの巨大なマッコウクジラが捕獲された。捕鯨基地であることや巨大なマッコウクジラを後世に伝えるため1992年(平成4年)7月に開館。2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災後、長期休館を余儀なくされたが、2017年(平成29年)7月15日に再開館した。周辺には公園や防潮堤が整備されている。
主な見どころ
- 3Dシアター
- マッコウクジラ実物大模型
- クジラの本物骨格標本
- タッチプール
震災と復興支援
東日本大震災によって約7万点の漁具・標本が流出したものの、マッコウクジラの骨格標本は無事だった。開館時から関わる東京海洋大学等の協力も得ながら6年4か月後の2017年(平成29年)7月15日に再開。同日には約800人が訪れた[1]。
再開から間もない2017年(平成29年)9月3日にはAKB48グループから6人が訪問し、ライブを行った[2]。
利用情報
周辺施設
- 産直ひろば ふれあいパーク山田 – 車で約3分。
脚注
- ^ “被災のマッコウクジラ標本、6年4か月ぶり公開”. 読売新聞. (2017年7月16日) 2018年9月24日閲覧。
- ^ “AKBが山田町にやってくる!”. 山田町観光協会 (2017年8月30日). 2018年9月24日閲覧。
外部リンク
鯨と海の科学館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 01:33 UTC 版)
山田町船越地区にある博物館。日本の商業捕鯨撤退を受けて、捕鯨の歴史を伝えるため1992年に開設された。学術的にも価値の高い世界最大級のマッコウクジラの骨格標本(体長17.6m)を始めとして、主に様々な鯨の骨格標本を中心に、海洋の仕組みや海洋生物を展示している。 2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、津波により3階建て建物の最上階(約5m)まで海水や泥が流れ込み、漁具や標本など約7万点が流出した。1階の展示室にあったマッコウクジラの骨格標本などは海水に浸かったものの無事で、2017年7月15日に再開した(2019年10月の台風被害により再び休館中)。
※この「鯨と海の科学館」の解説は、「山田町」の解説の一部です。
「鯨と海の科学館」を含む「山田町」の記事については、「山田町」の概要を参照ください。
- 鯨と海の科学館のページへのリンク