台風被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 21:09 UTC 版)
昭和28年(1953年)の台風13号で寺背後の山が崩れ、観音堂や庫裏が流出した。住職夫婦は亡くなったが、本尊は被害の直後、土砂の下から地元住民らによって発掘された。住民の多くが台風の被害に遭い、自宅に損害を受けた者も少なくなかったが、住民は本尊の救出を優先し、これが像の損傷を最低限に食い止めた大きな要因となった。迅速な発掘作業の結果、散逸した脇手などもほぼ全て回収され、像容も著しいダメージを受けることなく修復が可能となった。
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