五反田線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 08:01 UTC 版)
反01:五反田駅 - 中延駅前 - 荏原営業所 - 池上警察署 - 多摩川大橋 - 遠藤町 - 川崎駅ラゾーナ広場 反01:五反田駅 - 中延駅前 - 荏原営業所(出入庫) 反01:荏原営業所 - 池上警察署 - 多摩川大橋 - 遠藤町 - 川崎駅ラゾーナ広場(出入庫) 反02:五反田駅 - 中延駅前 - 荏原営業所 - 池上警察署(深夜バスあり) 反02:荏原営業所 - 池上警察署(荏原営業所行きは深夜バスあり) 荏原営業所の主力路線で、主に第二京浜(国道1号)を走り、五反田駅と川崎駅を結ぶ。東京都内にある東急バス営業所が所管する路線で神奈川県に乗り入れるのは当路線のほか、瀬田営業所の遊園地線「玉11」系統の小杉駅東口発着便のみとなっている。 詳細は「東急バス瀬田営業所#遊園地線」を参照 日中時間帯でも毎時6 - 7本の本数が確保されており、他の路線と接続するバス停も多く利便性が高い。五反田駅 - 西馬込駅間では、道路直下を走る都営地下鉄浅草線と完全並行しているが、第二京浜は道路幅が片側3車線と広いため運行も比較的スムーズで、この区間の利用者も多い。五反田方では「多摩川大橋経由」、川崎方では「遠藤町経由」と案内され、通称「土手廻り」で東芝科学館前(2007年3月31日まで小向交番前) - 河原町団地前で経由地が違う高津営業所の川崎線「川31」「川33」「川34」系統と川崎市バス上平間営業所の小向線「川73」系統、通称「神明町廻り」で川崎駅西口北・河原町団地前 - 御幸小学校前間で経由地が違う川崎市バス神明町線「川74」「川75」系統と区別されている。 詳細は「川崎市バス上平間営業所#小向線(旧埠頭線)」および「東急バス高津営業所#川崎線」を参照 昭和30年代の初め頃に開通した路線で、川崎駅発着便のほかに五反田駅 - 鶴見駅東口という運行が存在していた時代もある。これが初代の「反02」系統で、1981年(昭和56年)5月に廃止された(後述)。その後、1989年5月16日に2代目の「反02」系統が五反田駅 - 池上警察署の折り返し便として新設され、同区間で深夜バスの運行も始まった。 2007年4月1日より川崎駅の乗り場が東口から、ラゾーナ川崎に隣接して新設された「西口北」バスターミナルに変更となった。2018年4月1日、川崎駅西口北の停留所名が「川崎駅ラゾーナ広場」に改称された。 都県境をまたぐため、いくつかの区間ごとに異なる運賃を採用しており、本門寺裏、多摩川大橋の両停留所がその境界となっている。前払い制であるため、五反田駅 - 馬込中学校前から川崎駅行きに乗車する場合と、川崎駅 - 御幸公園前から五反田駅行きに乗車する場合には、運転士に降車停留所を申告して運賃を支払う。2019年10月現在の各停留所間の運賃は、上図の250円区間が270円(IC運賃263円)、上図の210円区間が220円(現金・IC同額)、上図の200円区間が210円(現金・IC同額)である。東京都シルバーパスの有効区間は、五反田駅 - 多摩川大橋間となる。 「反02」は同線の深夜バスを中心とした系統で、池上警察署を起終点とする便がこの番号を名乗る。平日のみ五反田駅 - 池上警察署および池上警察署→荏原営業所間で深夜バスが運行される。五反田駅では、山手線内回り最終電車と接続しており、都営地下鉄浅草線の運行が終了した時間帯における沿線の貴重な足となっている。 なお、戸越銀座停留所の最寄り駅は東急池上線戸越銀座駅ではなく、都営地下鉄浅草線戸越駅であり「戸越銀座商店街北口」という位置にある。また、矢口小学校停留所と東急多摩川線矢口渡駅は約300mほどしか離れていない。京急川崎駅へはソリッドスクエア停留所が近い(川崎駅ラゾーナ広場行きでその旨が放送される。その一方で川崎市バスはソリッドスクエア前ではなく、川崎駅ラゾーナ広場の手前で京急川崎駅への乗り換え案内が流れる)。なお、現在はJR川崎駅の北改札完成時に東口と西口を繋ぐ連絡通路が整備されたため、川崎駅ラゾーナ広場から京急川崎駅へ行く利用者も増えた。 全便、大型車のみでの運行となっている。
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