遊園地線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:10 UTC 版)
玉11:二子玉川駅 - 明神池前 - 玉堤一丁目 - 多摩川駅 玉11:二子玉川駅 - 上野毛駅 - 瀬田営業所(出入庫) 玉11:瀬田営業所 - 上野毛駅 - 明神池前 - 玉堤一丁目 - 多摩川駅(出入庫) 遊園地線は、二子玉川駅から多摩堤通りを二子成城線とは反対の方向に走り、東急東横線多摩川駅に至る路線である。かつて多摩川沿いにあった2つの遊園地、二子玉川園と多摩川園を結ぶ路線として1955年(昭和30年)に開通した路線で、東急電鉄の寄付によって同年完成した「多摩川パークウェイ」を経由し、初期の段階ではボディに動物の絵を描いた車両が使われるなど、レジャー路線の色彩が濃かったようである。 両端の遊園地が消えた同路線ではあるが、現在もレジャー色は少なからず残っている。野毛の桜堤や、河川敷の公園やグラウンド(かつては巨人軍グラウンドがあった)は、日曜などは家族連れやスポーツを楽しむ人たちで賑わう。終点近くには、かつて「タマちゃん」の愛称で親しまれたアザラシが現れた地点がある。東京都市大学世田谷キャンパスへは、この路線を利用すると大学構内へ二番目に近い。 路線の運行状況は開通時からあまり変化がないが、担当営業所は変わっている。開通当初は中延営業所の所管だったが、瀬田営業所の開設とともに瀬田が担当し、さらに1962年(昭和37年)4月の日吉営業所開設と同時に日吉へ移管。その後中延に戻り、1981年(昭和56年)6月の中延閉鎖で瀬田に復帰して現在に至る。東急電鉄では社内報『清和』の中で、営業成績が芳しくなかったためにこのような「たらい回し」的所管換えが続いたと当時の様子を記録している。 原則として中型ノンステップバスで運行されていたが、現在は中型ロング車や大型車で運行される事がメインになっており、最近のダイヤ改正では増便が行われている。入出庫便は瀬田営業所発着が運転される。一部の便は明神池前でサービスプロパイダー(乗務員)の交代を実施する。瀬田営業所から明神池前までは距離があり、さらに玉川高校前付近の坂道があるため、営業所の自転車で移動する。 2010年6月1日(JST11:00)から、二子玉川駅周辺の道路切替により、二子玉川駅 - 明神池前間の経路が玉川高校経由から東急グループによる再開発地区「二子玉川ライズ」経由へ変更されている。 2015年(平成27年)9月5日より土休日のみ小杉駅東口への乗り入れを開始した。小杉駅東口への乗り入れが好評だったため、2016年(平成28年)9月1日のダイヤ改正からは平日の乗り入れも開始したが、2021年(令和3年)4月1日のダイヤ改正で平日の乗り入れは終了している。小杉駅東口への乗り入れ便における多摩川駅 - 小杉駅東口では丸子橋、新丸子駅付近を経由するがこの区間は無停車となる。また同区間に限り川崎市内運賃(現金・IC210円)が適用される。丸子橋を渡る東急バスの一般路線は、1960年代まで存在した川崎営業所の久末線、日吉営業所の神奈川線以来45年ぶりの復活であったが、2022年(令和3年)4月1日のダイヤ改正に先駆ける形で、2022年3月27日をもって乗り入れを終了した。 「東急バス東山田営業所#神奈川線」も参照
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遊園地線
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玉11:二子玉川園前 - 明神池前 - 玉堤一丁目 - 多摩川園 1955年(昭和30年)の路線開業時から担当していたが、一時期瀬田営業所・日吉営業所所管を経て、営業所廃止まで再び担当営業所となっていた。雪が谷線と共に瀬田営業所へ移管、後に東急トランセ管理委託となり現在に至る。 詳細は「東急バス瀬田営業所#遊園地線」を参照
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