ウオーム‐ギア【worm gear】
読み方:うおーむぎあ
ウォームギヤ
一般のウォームギヤのセットは、ウォームと歯数の多いウォーム歯車(ウォームホイール)で構成され、入力軸と出力軸は直交し、1:10~1:20の大きな減速比が得られる。動力の流れは、ウォームからウォーム歯車の方向である。デフの差動制限装置に、制限トルク(空転抵抗トルク)が入力トルクに比例するトルセンLSDがあり、差動制限機構にこのギヤが使用されている。トルセンに使用されているウォーム歯の場合は、傾斜角(軸直角線からの角度)が大きく両者を見分けにくいほどである。歯の傾斜角度成分の軸力から摩擦力と歯面摩擦力で摩擦トルクが生じ、ぞれが制限トルクとなる。駆動とエンブレでトルク差があり選択できる。
ウォームギヤ
ウォームギヤ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 16:42 UTC 版)
ウォームギヤ(英: worm drive)は、ねじ歯車(ウォーム)とそれに合うはす歯(斜歯)歯車(ウォームホイール)を組み合わせた機構である。
- ^ a b 稲田, 川喜田, 本荘, "改定新版 機械設計法", 機械工学基礎講座 14, 朝倉書店 (1983), ISBN 978-4-254-23545-6
- ^ a b 機械の基礎知識 歯車(ギヤ)の話(2)歯車の種類
- ^ 島根大学 総合理工学部 機械・電気電子工学科 機械設計研究室
- ^ 「縦型モーター」方式と呼ばれ、日本の16番ゲージでスタンダードとなっていた時期がある。この方式のギヤはほとんどが黄銅(真鍮)製である。
- 1 ウォームギヤとは
- 2 ウォームギヤの概要
- 3 脚注
ウォームギヤ(英語: worm gears)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 03:12 UTC 版)
「歯車」の記事における「ウォームギヤ(英語: worm gears)」の解説
ウォームとウォームホイールを、互いの軸が直角で交わらない位置で組み合わせたものである。1段で大きな減速比が得られ、他の歯車機構に比べて騒音が少ない。オルゴールの調速機(ガバナー)、自動車のステアリング、天体望遠鏡の赤道儀、鉄道模型の駆動などに採用されている。
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