軸間距離

デジタル大辞泉

じくかん‐きょり〔ヂクカン‐〕【軸間距離】

読み方：じくかんきょり

⇒軸距

大車林

軸間距離

英語 center distance

変速機の主軸と副軸間の寸法。この寸法が変速機のトルク容量を表すので、変速機を選択するときには軸間距離をみて、エンジン馬力に見合った変速機を選ぶことができる。軸間距離が変速機のトルク容量を表すのは、変速機トルク容量∞1速ギヤのトルク容量∞1速ギヤ歯面の作用力許容値(歯元の曲げ応力許容値より)×1速ギヤピッチ円半径(∞軸間距離)の式から、軸間距離は変速機トルク容量と比例関係にある。多くのATは遊星歯車を使うが、キャリアのピニオンシャフト中心を通るピッチ円直径が上記の軸間距離に相当し、変速機のトルク容量を表すものとしてATの型式番号などに使われることがある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

バイク用語辞典

ホイールベース

【別称】軸間距離
前のホイールの中心点から後ろのホイールの中心点までの距離のこと。ホイールベースの長いバイクは安定感があるが、曲がりづらくなるという傾向がある。「ゆったり走るのにはもってこいだが、峠道は少々苦手」というアメリカン(クルーザー)がその代表的なもの。 また、短いバイクは操作がしやすいので、スーパースポーツ系などの機敏な動きが要求されるモデルはホイールベースを短めにしてある。 軸間距離ともいう。

【関連用語】スーパースポーツ ホイール