調速機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 16:12 UTC 版)
調速機 (ちょうそくき)とは、機械において回転などの運動の速度を自律的に調整するしくみである。ガバナー (Governor) ともいう。電動機の回転数を一定に保つ方式には電子ガバナーと呼ばれるものがある。
- ^ キーパーソンインタビュー 環境goo、2004年。
- ^ Wheeler, Lynder Phelps (1947), “The Gibbs Governor for Steam Engines”, in Wheeler, Lynder Phelps; Waters, Everett Oyler; Dudley, Samuel William, The Early Work of Willard Gibbs in Applied Mechanics, New York: Henry Schuman, pp. 63–78
- ^ Wheeler, L. (1951). Josiah Willard Gibbs - the History of a Great Mind. Woodbridge, CT: Ox Bow Press.
調速機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:48 UTC 版)
調速機(把持)把持のための調速機はかごや釣り合いおもりの異常速度を検知してロープをロープキャッチで把持する装置で機械室に設けられる。ガバナーとも呼ばれ、万一、主ロープが切断された場合でもかごを緊急停止させる機能をもつ。 調速機は、かごとロープ(主ロープとは別)を伝って連動しており、かごが動くと調速機のプーリーが従動して回転する。調速機ロープの終端部はかご側に位置し、その終端部に鋭いクサビ型の金属片が装着してある。万一、主ロープの切断などによってある速度(建築基準法の規定では定格速度の1.4倍)でかごが落下すると、調速機が遠心力によって機能し調速機ロープをロックさせる。ロープがロックされるとクサビ型の金属片はかごとレールの隙間に挟まり込み、かごを停止させる仕組みになっている。 調速機(過速)機械室には過速時にかごの異常速度を検知してスイッチを開路する調速機がある。
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「調速機」の例文・使い方・用例・文例
- ガバナーという調速機
調速機と同じ種類の言葉
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