調質記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 11:03 UTC 版)
日本工業規格(JIS)によって、アルミニウム合金の展伸材及び鋳物の質別について規定されている。 F - 製造のままのもの O - 焼きなましたもの H - 加工硬化したものH1 - 加工硬化だけのもの H2 - 加工硬化後適度に軟化熱処理したもの H3 - 加工硬化後安定化処理したもの H4 - 加工硬化後塗装したもの W - 溶体化処理したもの T - 熱処理によってF・O・H以外の安定な質別にしたものT1 - 高温加工から冷却後、自然時効させたもの T2 - 高温加工から冷却後、冷間加工を行い、さらに自然時効させたもの T3 - 溶体化処理後、冷間加工を行い、さらに自然時効させたもの T4 - 溶体化処理後、自然時効させたもの T5 - 高温加工から冷却後、人工時効したもの T6 - 溶体化処理後、人工時効したもの T7 - 溶体化処理後、安定化処理したもの T8 - 溶体化処理後、冷間加工し、さらに人工時効したもの(T3を人工時効硬したもの) T9 - 溶体化処理後、人工時効し、さらに冷間加工したもの(T6を冷間加工したもの) T10 - 高温加工から冷却後、冷間加工を行い、さらに人工時効したもの
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