加工硬化とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 状態 > 硬化 > 加工硬化の意味・解説 

加工硬化

work hardening : strain hardening
冷間圧延引抜きなどの加工を冷間で行った場合加工ひずみ(歪)の増大伴って材料硬化する現象
参考 ひずみ硬化ともいう。

加工硬化

金属材料冷間加工すると結晶内にひずみが生じ強くなり(硬さ引張強さ増大)、延性伸び絞り減少することを言う。大部分金属材料常温では加工硬化する性質持っている

加工硬化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/03 16:44 UTC 版)

加工硬化(かこうこうか、英語:work hardening、strain hardening)とは、金属応力を与えると塑性変形によって硬さが増す現象。ひずみ硬化とも呼ばれる。金属応力を与えると結晶面に沿ってすべりが生じるが(塑性変形)、このすべりは結晶格子を構成する原子の配列に対し一様にズレるのではなく、歪みすなわち、転位を生み出す[1]。転位は順次に結晶格子内を移動していくが、加工硬化を起こし易い金属あるいは合金では、加工を繰り返すことで転位密度が高まり、転位は解放されずに次第に蓄積して絡み合い、そのすべり面に対しての抵抗が徐々に増してくる。すなわち、冷間加工により変形が進む程、転位は増加・重層化(ポリゴン化)して抵抗が大きくなり硬さを増していくことになる。これが加工硬化である。この性質を利用して、加工材料の強度の向上をさせることができる[2]


  1. ^ C.Kittel、pp.286-289、 20.転位、すべり - 転位
  2. ^ 古沢、pp.112-113、9.鋼の塑性加工、9.1.3 加工硬化による鋼の強化
  3. ^ 駒井謙治郎編 『機械材料学』 (9版) 日本材料学会、1999年、33頁。 
  4. ^ 式中のFは、変形抵抗の大きさ。


「加工硬化」の続きの解説一覧





加工硬化と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「加工硬化」の関連用語

加工硬化のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す

サンディ

しつけ糸

赤タブ

半減期

Lyndon B. Johnson

旋毛

水雷球

積雲





加工硬化のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
吉崎メッキ化工所吉崎メッキ化工所
Copyright (C) 2018 (株)吉崎メッキ化工所. All rights reserved.
丸ヱム製作所丸ヱム製作所
© 1998-2018 Maruemu Works Co,. Ltd. All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの加工硬化 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2018 Weblio RSS