ちくおん‐き【蓄音機/蓄音器】
蓄音機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/06 22:47 UTC 版)
蓄音機、蓄音器(ちくおんき、アメリカ英語: Phonograph、イギリス英語: Gramophone)は、狭義には、駆動や再生、増幅機構に電気を一切使わない機械式蓄音機をいう[1]。広義には、駆動や音の増幅を電気で行う電気式蓄音機を含める[2]。
- ^ 篠塚義弘「関西大学博物館のSPレコードコレクションについて」『阡陵 : 関西大学博物館彙報』第79巻、2019年9月30日、12-13頁。
- ^ a b c “蓄音機”. 野々市市. 2022年11月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 清水康行「欧米の録音アーカイブズ―初期日本語録音資料所蔵機関を中心に―」『国文目白 田中功教授退任記念号 ; 田中功教授退任記念特集』、日本女子大学国語国文学会、2011年2月、19-29頁。
- ^ a b c d e “大阪芸術大学所蔵『蓄音機デザイン調査研究』のための基礎資料作成”. 大阪芸術大学. 2022年11月20日閲覧。
- ^ 蝋管式蓄音機
- ^ a b c “ニッポノホン”. 川崎区. 2022年11月20日閲覧。
- ^ AFP通信記事
蓄音機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 16:12 UTC 版)
蓄音機では、音盤=レコードを再生演奏させるため、スプリングモーターの作用を一定に保つために組み込まれている。鋼に鉛の重りが取り付けられており、片方にガバナが固定された軸を回転させ、遠心力で鋼が重りの鉛に引かれて膨らむ。ガバナにも円盤が付けられ、そこにブレーキが取り付けられており、一定の力で円盤を押さえることで、音盤レコードの回転を一定に保つ。初期の音盤レコードの録音は78回転に統一されておらず、72回転くらいから、82回転くらいであったので、微調整も可能なようにガバナにブレーキが取り付けられて、回転数を合わせていた。
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