長良川とは? わかりやすく解説

ながら‐がわ〔‐がは〕【長良川】

読み方:ながらがわ

[一]濃尾平野貫流する川。岐阜県大日岳に源を発して南流、木曽川並走し、三重県桑名市揖斐(いび)川と合流して伊勢湾に注ぐ。長さ120キロ流域人工的な改変少なく清流として知られる岐阜市(う)飼いが有名。

[二]豊田穣短編小説昭和45年1970刊行同年第64回直木賞受賞昭和46年(1971)テレビドラマ化。

長良川の画像
鵜飼い船が浮かぶ長良川のようす
長良川の画像
左奥が木曽川中央が長良川、右が揖斐川岐阜県海津市付近

長良川

豊かな自然、との闘い、川文化、夢普請魅力ある水郷づくり
長良川は、その源を岐阜県郡上郡高鷲村大日岳標高1,709m)に発し山間峡谷南東流下し、岐阜県美濃市濃尾平野出て岐阜市中心部流れ伊自良川等を加え木曽川揖斐川背割堤挟み併流南下し三重県長島町揖斐川合わせ伊勢湾注いでいる流域面積1,985km2幹川流路延長166kmの河川です。

川島町を流れる木曽川
岐阜市内中心部流れる長良川

河川概要
水系木曽川水系
河川名長良川
幹川流路延長166km
流域面積1,985km2
流域内人83万人
流域関係都県岐阜県愛知県三重県

長良川流域図
○拡大図
1.木曽三川歴史
"木曽三川歴史は、御囲堤輪中宝暦治水など洪水との闘い歴史です。明治になってオランダ人技師ヨハネス・デレーケらにより近代土木による三川分流工事完成し現在の木曽三川原形つくられました。"

特有の歴史先人の知恵活用

昭和34年伊勢湾台風
昭和34年伊勢湾台風
昭和51年災害の空中写真
昭和51年災害空中写真
御囲堤
御囲堤
平田靱負像
平田靱負
木曽・長良背割堤
木曽長良背割堤
濃尾平野流れ我が国有数大河川、木曽川、長良川、揖斐川流域人々はこれらを一筋の川と同様に考え木曽三川呼んで親しんできました
災害の歴史
木曽三川歴史は、災害との長い闘いとの繰り返しでもあります昭和34年伊勢湾台風では、各河川からの出水加え異常高潮発生いたるところ堤防破壊され濃尾平野0メートル地帯またたく間泥海となり、木曽三川下流部未曾有の災害もたらしましたまた、昭和51年の台風17号では、4日間にわたる記録的な集中豪雨により岐阜県安八町で長良川の堤防決壊し安八町墨俣町一帯湛水しました
輪中文化
戦国時代までは、木曽三川流路網の目のように流れ上流降ったは、地形的特性から濃尾平野西側集まり気象特性から、「四刻八刻十二刻と言い伝えられているように揖斐長良木曽の順に時間追って洪水が襲うことから、一番低い揖斐川筋では長時間洪水苦しめられ集落単位洪水防御としての輪中」が発達し独特な輪中文化生まれました輪中では自己の部落洪水から守り内水についても自己の輪中内で処置する伝統があり、それは時としてをめぐる輪中同士での流血騒ぎになることもありました
三川分流
木曽三川東西日本まん中位置し徳川家康天下分け目関ヶ原の合戦後、石高増大西側からの攻撃備え木曽川左岸我が国最初一大連続堤防である御囲堤造りました木曽三川治めるには、三川分流が必要であったため、江戸幕府外様大名への強藩財政疲弊政策として御手伝普請が行われましたなかでも薩摩藩による宝暦治水は、総奉行平田靱負割腹など多く犠牲者出した悲話として有名です。平田靱負祀った治水神社薩摩日向植えた千本松原は、今では人々憩いの場となってます。
明治になって政府招きにより来日したオランダ人技師ヨハネス・デレーケらにより近代土木による三川分流工事完成し現在の木曽三川原形つくられました。
ゼロメートル地帯
しかし、昭和3040年代高度経済成長期地下水汲み上げ増大にともない生じた急激な地盤沈下により、木曽三川河口部を含む濃尾平野は、海抜ゼロメートル以下の面積日本一となってしまいましたこの様状況考慮しつつ、平成改修として高潮堤防を含む堤防整備浚渫長良川河口堰建設などの工事実施してきたところであり、現在、徳山ダム建設揖斐川右岸堤防強化鋭意進められています。
【夢普請
地元では、これまでの闘う水郷地帯」というイメージから「魅力ある水郷づくり」に取り組む動き出てきています。地域の夢づくりとその実現のために、「夢普請」と名付けられた、住民市町村、県、国等の関係機関連携協働し、共に知恵出しあい、共に汗をかく活動により、安全、安心な地域づくりが今、進められています。この「夢普請」の活動内容については、http://www.yumenosato.jpで見ることができます
2.地域の中の木曽三川
"木曽三川寝覚の床飛水峡恵那峡養老の滝などに代表される景勝地恵まれている他、鵜飼い花火大会また、環境省選定水浴場88唯一の河川水浴場を持つなど、すぐれた自然環境歴史的文化遺産活かし様々な利用なされてます。"

地域社会とのつながり

日本ライン下り
日本ライン下り
寝覚の床
寝覚の床
長良川の鵜飼い
長良川の鵜飼
長良川水浴場
長良川水浴場
長良川水浴場
長良川水浴場
木曽三川は、すぐれた自然環境歴史的文化遺産活かし様々な利用なされてます。
名勝
木曽川では、飛騨木曽国定公園中にあり東洋ライン川といわれる日本ライン下りが行われ、その観光船下りおもしろさは、本場ライン下り超えると言われています。
また、木曽三川景勝地にも大変恵まれており、巨大な花崗岩が木曽川激流刻まれてできた自然の彫刻であり、浦島太郎竜宮城から帰った美し景色気に入り、そこに住み玉手箱開けたとの伝説のある名勝史跡天然記念物木曽川寝覚の床や国の天然記念物指定されている日本最大級甌穴群を有する飛水峡奇岩怪石からなる恵那峡名水百選にも選ばれ、老を養う若変りとしての不思議なまつわる伝説有する養老の滝などがあります
清流
長良川は、豊富なアユ資源恵まれ我が国唯一の宮内庁職員としての鵜匠による鵜飼いが行われています。また、自然景観水質優れており、中流域美濃市関市岐阜市)は、環境省選定名水百選選ばれ清流長良川に育まれ美濃和紙づくりは1300年伝統持ち、国の無形文化財指定されています。
岐阜市においては環境省選定水浴場88唯一の河川水浴場にも選ばれています。岐阜市長良川花火大会は、2週連続して2回行われ全国から見物客が集まる程、規模大きく風情あります。他にもイベント数多く行われ多く市民観光客親しまれています。
揖斐川では、河川一定水域を竹材などを用いて遮断しそこに落ち捕獲する漁法ヤナ観光として盛んに行われつかまえる子どもなど観光客賑わってます。
3.木曽三川自然環境
"木曽三川生息する魚類種類数はわが国最大であり、淡水魚天然記念物であるイタセンパラネコギギ希少種ハリヨ生息してます。また、下流部から河口域にかけては、ほぼ全域感潮区間であり、汽水域を好むヤマトシジミ我が国有数生息地です。"

イタセンパラ
イタセンパラ
ケレップ水制とワンド
ケレップ水制ワンド
とんぼ池
とんぼ池
木曽三川広大な沖積平野大部分占め濃尾平野は、上流端から木曽川扇状地を代表とする木曽三川により形成され扇状地自然堤防帯、及び三角州からなっています。
多様な植生
これらの低平地は、水田水路、池、湿地河川など豊かな水環境有し生息する魚類種類数は、わが国最大であり、淡水魚天然記念物であるイタセンパラネコギギ特別天然記念物オオサンショウウオ希少種ハリヨ生息するなど希少な植物合わせて自然豊かな我が国代表する河川です。
木曽川12~24km付近に明治改修整備されケレップ水制によりワンド形成され希少な植物であるタコノアシ昆虫ではコフキトンボチョウトンボコシアキトンボ二枚貝大きさとして世界一思われるイシガイドブガイ生息するなど、良好な環境形成されています。また、下流部から河口域にかけては、ほぼ全域感潮区間であり、汽水域を好むヤマトシジミ我が国有数生息地となっており、休日には多くの人が干潮狩り楽しんでます。
トンボ天国
木曽川三派川地区では、河跡湖であり42種類トンボ多く野鳥などが見られる笠松町トンボ天国代表される広大豊かな河川環境広がり祖父江地区では、我が国でも珍しい、河川砂丘である祖父江砂丘がみられます。
4.長良川の主な災害

■長良川
発生年月日
原因
被害の状況
S34.9.26~9.29
伊勢湾台風
愛知県岐阜県三重県全体被害状況
被災家屋 354,427棟(河川被害以外も含む)
S35.8.13
台風12号
岐阜市全体被害状況
被災家屋 6,165
S36.6.27
梅雨前線
浸水面積 12,228ha(岐阜市北方町穂積町巣南町(現在:瑞穂市))
被災家屋 24,986
S51.9.7~9.14
台風17号豪雨
浸水面積 12,228ha(岐阜市安八町墨俣町 他2市8町)
被災家屋 59,355
H2.9.11~9.20
台風19号
浸水面積 213ha(岐阜市
被災家屋 173

(注:この情報2008年2月現在のものです)

長良川(中流域)(ながらがわ(ちゅうりゅういき))

河川 岐阜県上流より)美濃市関市岐阜市
名水画像
郡上市高鷲町大日ヶ岳にその源を発し中流域美濃市関市岐阜市貫流し伊勢湾に注ぐ一級河川流域自然環境恵まれ、春はサツキマス遡上し、夏は銀鱗おどらせ、秋はモミジガニの姿が見られる鵜飼も有名。
位置情報

おすすめの時期
現在おすすめです
一年通じて四季の変化を味わうことができるが、長良川に関連したイベントは夏に多く開催される

周辺の自然環境
ほとりにそびえる金華山には、原生林シダ類群生茂りシジュウカラヤマガラメジロなど60種類上のたちも生息ヒトツバモチツツジなどの草花出会うこともでき、まさに自然の博物館さながらである。
利用状況
長良川の伏流水水道水源として利用している。
イベント情報
長良川鵜飼岐阜市小瀬鵜飼関市) 5月11日10月15日

長良川花火大会 7月下旬及び8月上旬土曜日

長良川薪能 8月31日(金)

手力の火祭・夏 8月12日(日)

国際インラインスケート岐阜長良川大会 11月3日(土)4日(日)

池ノ上みそぎ祭 毎年12月第2土曜

こよみのよぶね2007 12月22日(土)

水質・水量
85万人流域人口抱えながら上流AA中流Aの環境基準達成している清流河川。
由来・歴史
郡上市高鷲町大日ヶ岳にその源を発し中流域美濃市関市及び岐阜市貫流し伊勢湾に注ぐ一級河川流域にはダムがなく自然環境にも恵まれ、春はサツキマス遡上し、夏は銀鱗おどらせ、秋はモミジガニの姿が見られる
水質保全活動
NPO法人長良川環境レンジャー協会」が常時清掃活動実施しているほか、長良川鵜飼開催期間前後花火大会翌日など、市民による定期的な清掃活動行われている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JR東海道本線岐阜駅」、名鉄名鉄岐阜駅下車バス20

【 お車でお越し場合
■ 東海北陸道岐阜各務原IC国道156号線経由20

お問い合わせ
岐阜市 人・自然共生部水環境
〒 500-8720
岐阜県岐阜市神田町1-11
TEL : 058-265-4141
mizu@city.gifu.gifu.jp
http://www.city.gifu.lg.jp/c/12040094/12040094.html
その他
058-265-4141(内線6442)
アクセスマップ
アクセスマップ図

長良川

読み方:ナガラガワ(nagaragawa)

所在 岐阜県

水系 木曾川水系

等級 1級


長良川

読み方:ナガラガワ(nagaragawa)

所在 島根県

水系 江の川水系

等級 1級


長良川

作者今西祐行

収載図書今西祐行全集 第8巻 島原絵師
出版社偕成社
刊行年月1988.8


長良川

作者豊田穣

収載図書豊田穣文学戦記全集 第11巻
出版社光人社
刊行年月1991.2


長良川

読み方:ナガラガワ(nagaragawa)

作者 豊田穣

初出 昭和41年

ジャンル 小説


長良川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 15:52 UTC 版)

長良川
東海自然歩道より長良川と金華山を望む(2022年10月)
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 166 km
平均流量 115.4 m3/s
(忠節観測所1954年 - 2004年)
流域面積 1,985 km2
水源 大日ヶ岳(岐阜県郡上市
水源の標高 1,709 m
河口・合流先 伊勢湾(三重県桑名市
流域 日本
岐阜県愛知県三重県

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長良川(ながらがわ)は、岐阜県郡上市大日ヶ岳に源を発し、三重県を経て揖斐川と合流し、伊勢湾に注ぐ木曽川水系の一級河川である。濃尾平野を流れる木曽三川のひとつ。なお、下流の一部では愛知県にも面し、岐阜県との県境を成している。四万十川柿田川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。

概要

幹川流路延長166km流域面積1,985km2河床勾配1/500から1/5,000程度の一級河川である[1]。流域内市町村は岐阜市羽島市など13市7町、流域内人口は約88万人。流域の年平均降水量は山間部で約2,500~3,000mm以上、平野部で約2,000~2,500mmで[2]、年間総流量は年度によって増減するが約40億m3である[3]

なお、国土地理院が作成している地形図においては、伊勢湾での河口部の河川の名称は揖斐川となっている[4]

清流として有名であり、柿田川、四万十川とともに日本三大清流のひとつと言われ、中流域が1985年昭和60年)に環境庁(現・環境省)の「名水百選[5] に、また岐阜市の長良橋から上流約1kmまでの水浴場1998年平成10年)に環境庁の「日本の水浴場55選」に、2001年(平成13年)に「日本の水浴場88選」に全国で唯一河川の水浴場で選定された。「長良川鵜飼」で有名。本流河川法で規定されるダムが存在しない事でも知られる。1994年(平成6年)に長良川河口堰が出来るまでは、本州で唯一の本流にの無い大きな川だった。

中・下流域では洪水から家屋を守るために大小多数の「輪中」が形成されており、現在もその一部が残されている[6]

また、流域市町村の小中学校や公私立高等学校の校歌にも、金華山とともに長良川が詠われている[7]

大規模改修工事

木曽三川分流工事による堤防の変遷(赤線が新堤防、黒線が旧堤防、薄赤着色部が開削された部分、薄黄着色部が締め切りなどがされた河川)

長良川はかつては下流域で木曽川・揖斐川と合流英語版分流を繰り返していた。明治木曽三川分流工事で木曽川とは堤防によって河口まで完全に流路が分けられたが、現在でも長良川は「木曽川水系の支流」という扱いになっている。

また、かつては中流域の岐阜市長良福光で3つに分岐して流れていた。現在の長良川は南側を流れる「井川」と呼ばれた流れであり、残りの2つの分派川は宝永2年(1705年)の『長良川通堤色分絵図』には中央が「元中大川」、北側が「長良古川」の記述がある[8][9]大正から昭和にかけての木曽川上流改修工事で井川以外の2つの分派川は1939年(昭和14年)に締め切られるが、この工事では中央を「長良古川」、北側を「長良古々川」と呼んでいたものの、この呼称は川筋の出現順から考えると逆だとの指摘もある[9]。2つの分派川の跡地には、元中大川(長良古川)には早田川、長良古川(長良古々川)には正木川が流れており、かつての流路を確認する事が出来る。

木曽川上流改修工事の前後比較

締め切りによって生まれた約160haの広大な土地には岐阜県総合運動場(現・岐阜メモリアルセンター)、岐阜市立中学校(現・岐阜県立岐阜北高等学校)、岐阜県立岐阜商業高等学校岐阜市立伊奈波中学校2012年3月閉校)、岐阜市立明郷中学校(2012年3月閉校)、岐阜市立岐阜清流中学校(2012年4月開校)などの文化施設や教育機関、県営近の島住宅などの住宅団地が多数建てられ、岐阜市の発展の一助となった。

流域の自治体

岐阜県
郡上市美濃市関市岐阜市瑞穂市大垣市墨俣町)、羽島市安八郡安八町、同郡輪之内町海津市
愛知県
愛西市
三重県
桑名市

歴史

旧名

江戸時代以前は各流域で異なる名前で呼ばれていた。現在の「長良川」という名称は、大きな洪水により川が長良村を流れるようになって付けられたとされる[12][13]

古事記日本書紀に記載されている「藍見川」[14] が、長良川の旧称という説がある。

かつての流路

『再版 美濃氣候編』『長良川北治水略記』などによれば、長良川中流域の従来の河筋は、山県郡中屋で武儀川を合流して西へ流れ、太郎丸、高富梅原を経て伊自良川を合流し、方県郡岩利で南流して交人今川折立黒野を経て同郡木田村に至り、津保川の下流(後の長良古川)を合わせて南流し、尻毛江口を経て、墨俣境川(旧木曽川)と合流していた[15][16]

天文3年9月6日1534年10月13日)の大洪水で、激流が中屋村から陸地を押し破り、戸田側島を貫通して各務郡芥見まで新川を形成して津保川と合流し、二川一大河となって方県郡長良村に至り、厚見郡早田村馬場で井水口を押し破って新川(井川、現・長良川本流)を形成し、早田、今泉、若木、池ノ上東島、江口等の諸村を貫通した[15][16]。また、この洪水以前は長良川の河道は厚見郡鏡島村東部を流れ、江崎村の東を経て下奈良村に至っていたが、この洪水後は今の川筋になったとされる。

なお、日本地質学会会員で岐阜市立市橋小学校教諭だった市原信治は、1967年(昭和42年)9月に『長良川流路の変遷―とくに天文3年(1534年)前後の流路変遷についての地形地質調査―』を、1975年(昭和50年)5月に『長良川の流路』を刊行し、長良・芥見・梅原周辺の地形地質調査から、高富・梅原を流れたとする「高富・梅原説」を否定[17][18]。また、芥見郷土誌編纂委員会が編纂した『芥見郷土誌』[19]岐阜大学教養部の長良川研究会が編纂した『長良川』でも流路の変遷を否定している[20]

慶長16年8月12日1611年9月18日)の洪水で、長良村崇福寺前で決壊して方県郡鷺山正木の南を流れる新川(後の長良古々川)を形成して本流筋となったが、漸次その河道が埋まるようになり、元禄寛永の頃には水は主に井川に流れるようになった[21]。寛永13年8月6日1636年9月5日)の洪水で井川が本流筋になると、長良古川と長良古々川には洪水の時にのみ分流することとなった[22]

1921年大正10年)に始まる内務省木曽川上流改修工事の一環として1933年昭和8年)から井川(長良川本流)河道の拡幅工事と長良古川・長良古々川の分派口締め切り工事が行われて1939年(昭和14年)3月31日に竣功し、長良川中流域の河道は現在の姿になった。

治水

  • 岐阜県岐阜市長良橋両岸には電動式の大規模な陸閘長良橋陸閘)がある。この付近にはこのほか大小約100の陸閘(角落しを含む)がある。
  • 忠節橋から金華橋にかけての長良川左岸には玉石積みの堤防(岐阜特殊堤)がみられ、その堤防上部にはをはさみ込んでかさ上げできるようにした角落しを備えている。

利水

  • 中流域の岐阜市付近では、地下を長良川の伏流水が流れており、良質の地下水を汲み上げて上水道として供給しているほか[23]、一部では自家井戸で汲み上げて飲料水として利用している。

自然

水質

長良川上流、中流及び下流の3つに区分され、水域類型は長良川上流がAA類型、それより下流がA類型に指定されている[24]

長良橋上流にある鏡岩水源地で取水した伏流水を原料に使用した地サイダー、「長良川サイダー」が2012年(平成24年)4月1日より地元企業・伊奈波商會より発売された。長良川河畔の温泉旅館や道の駅など長良川流域を中心に約200ヶ所で販売されている。2017年(平成29年)7月には炭酸水「長良川タンサン」が姉妹商品として同社より発売されている[25]

また市橋水源地で取水した水道原水も2005年(平成17年)からペットボトル水「長良川の雫」として販売されており[26]2015年(平成27年)3月に行われた名水百選30周年「名水百選選抜総選挙」の「おいしさが素晴らしい名水部門」で5位を獲得している[27]

生物

上流域にはイワナアマゴなどの渓流魚がみられる[28]。中流域にはアユウグイのほか、オオサンショウウオなどが生息している[28]。河口に近いところでは海で産卵するアユカケもみられる[28]

主な支流

長良川上の構造物

美濃橋(国の重要文化財
鵜飼い大橋
長良大橋
長良川・概略図
大日ヶ岳
夫婦滝
国道156号
鷲見川
岐阜県道45号(高鷲大橋)
岐阜県道452号(天王橋)
岐阜県道316号(郡上谷橋)
国道158号(大向橋)
国道158号(観音橋)
国道158号(藤の森大橋)
国道158号(歩岐島大橋)
長良川鉄道
岐阜県道326号(白鳥橋)
国道156号(奥美濃大橋)
曽部地川
中部縦貫自動車道【国道158号と共用】
牛道川
岐阜県道52号(越佐大橋)
岐阜県道52号(中津屋大橋)
長良川鉄道
東海北陸自動車道
国道156号(新中津屋大橋)
国道156号
長良川鉄道
大間見川
岐阜県道61号(釜淵橋)
栗巣川
落部谷川
東海北陸自動車道
神路川
東海北陸自動車道
東海北陸自動車道郡上八幡IC
吉田川
長良川鉄道
国道256号法伝橋
亀尾島川
長良川鉄道(第五長良川橋梁
東海北陸自動車道
東海北陸自動車道
長良川鉄道
長良川鉄道(第三長良川橋梁
東海北陸自動車道
粥川
国道156号(下田橋)
長良川鉄道
東海北陸自動車道(上河和橋
岐阜県道288号(洲原橋)
国道156号
東海北陸自動車道(立花橋
長良川鉄道
立花橋
板取川
岐阜県道81号新美濃橋
美濃橋
下渡橋
岐阜県道94号山崎大橋
東海環状自動車道国道475号と共用】(長良川橋)
余取川
岐阜県道290号鮎ノ瀬橋
国道418号鮎ノ瀬大橋
岐阜県道79号千疋大橋
今川(津保川に合流)
武儀川
岐阜県道201号岐関大橋
福富川
津保川
岐阜県道93号藍川橋
山田川
千鳥橋
岐阜県道77号鵜飼い大橋
国道256号長良橋
金華橋
国道157号国道303号の重複区間(忠節橋
岐阜県道53号大縄場大橋
岐阜県道77号(鏡島大橋
両満川
伊自良川
岐阜県道92号河渡橋
天王川放水路
糸貫川
JR東海東海道本線長良川橋梁
国道21号穂積大橋
荒田川
岐阜県道31号長良大橋
大江川
境川
岐阜県道・愛知県道18号羽島大橋
東海道新幹線長良川橋梁
犀川(新犀川)
名神高速道路
岐阜県道30号羽島養老線大薮大橋
岐阜県道1号南濃大橋
桑原川
岐阜県道8号東海大橋
愛知県道・岐阜県道125号長良川大橋
船頭平閘門木曽川に至る)
東名阪自動車道揖斐長良川橋
JR東海関西本線揖斐・長良川橋梁
近畿日本鉄道名古屋線揖斐・長良川橋梁
国道1号伊勢大橋
長良川河口堰
長島川
揖斐川

長良川に架かる橋

下ノ叺橋 - 旧大滝橋 - 大滝橋 - 折立2号橋 - 喰栃橋 - 折立2号橋 - 新井田橋 - 井田橋 - 宮ヶ瀬橋 - 天王橋 - 平成橋 - 中の島橋 - 郡上谷橋 - 大向橋 - 観音橋 - 下向橋 - 油島橋 - 藤の森大橋 - 大向橋 - 歩岐島大橋 - 歩岐島橋 - 平家平橋 - 長滝橋 - 上切橋 - 下向山橋 - 大芝原橋 - 第3上之保川橋梁 - 赤瀬橋 - 白鳥橋 - 奥美濃橋 - 中川原橋 - 越佐橋 - 大島橋 - 中津屋大橋 - 第2上之保川橋梁 - 中津屋橋 - 上万場橋 - 第1上之保川橋梁 - 万場橋 - 名皿部橋 - 釜淵橋 - 西河橋 - 大和橋 - 和合橋 - 中元橋 - 坪佐橋[29] - 報徳橋 - 勝更大橋 - 稲成橋 - 第6長良川橋梁 - 法伝橋 - 第5長良川橋梁 - 貝付橋[30] - 深戸橋[30] - 新美並橋 - 講和橋 - 新三日市橋 - 第4長良川橋梁 - 第3長良川橋梁 - 赤池橋 - 野首橋[31] - 円空街道歩道橋[32]・三城橋 - 郡南橋 - 福野農道橋[33] - 下田橋 - 吉田橋 - 新吉田橋 - 勝原橋 - 第2長良川橋梁 - 白石橋 - 上河和橋[34] - 神母橋 - 上河和大橋 - 洲原橋 - 新立花橋 - 第1長良川橋梁 - 立花橋 - 立花橋 - 新美濃橋 - 美濃橋 - 下渡橋 - 山崎大橋 - 東海環状自動車道長良川橋[35] - 鮎之瀬橋 - 鮎之瀬大橋 - 千疋大橋 - 岐関大橋 - 藍川橋 - 千鳥橋 - 鵜飼い大橋 - 長良橋 - 金華橋 - 忠節橋 - 大縄場大橋 - 鏡島大橋 - 河渡橋 - JR東海道本線長良川橋梁 - 穂積大橋 - 長良大橋 - 羽島大橋 - 東海道新幹線長良川橋梁 - 名神長良川橋 - 大薮大橋 - 南濃大橋 - 東海大橋 - 長良川大橋 - 揖斐長良川水管橋[36] - 東名阪自動車道揖斐長良川橋 - JR関西本線橋梁 - 近鉄名古屋線橋梁 - 伊勢大橋 - 長良川河口堰 -(揖斐川に合流)- 揖斐長良大橋 - 伊勢湾岸自動車道揖斐川橋[37] -(伊勢湾

注記のない出典は[38] による

長良川の堰

本流には河川法で規定されるダムは存在せず、長良川河口堰を除くと治水を目的としたも存在しないが、上流部には農業用水用の取水用に幾つかの取水堰が設けられている。

名称 長さ(m) 所在地
正ヶ洞水路堰 40 郡上市高鷲町
郡上谷水路堰 30 郡上市高鷲町
観音堂水路堰 45 郡上市高鷲町
二日町用水堰 80 郡上市白鳥町
大井用水堰 84 郡上市白鳥町
白鳥床止め 55 郡上市白鳥町
越佐上用水堰 88 郡上市白鳥町
剣用水堰 78 郡上市白鳥町
万場用水堰 81 郡上市白鳥町
名皿部用水堰 58 郡上市大和町
五町用水堰 136 郡上市八幡町
美並用水堰 90 郡上市美並町
中濃用水堰 152 美濃市
保戸島用水堰 100 関市
長良川河口堰 661 三重県桑名市長島町

長良川流域の整備

長良橋のやや下流側の右岸には長良川公園が整備されている[39]

岐阜市の長良川公園を起点とする長良橋から忠節橋までの長良川左岸河川敷に、往復5kmのランニングコース・高橋尚子ロードが整備され、2001年(平成13年)6月3日に「走り初め」が行われた[40]

長良川流域の産業

長良川では幾度も洪水が発生し、それによって運ばれた水はけのよい砂壌土が深く堆積したことから流域では果樹や野菜の栽培が盛んである[28]。また、長良川上流部では林業も盛んで「長良杉」などの特産品がある[28]。流域の美濃和紙郡上本染などの伝統工芸品も清流を利用して発展した[28]

世界農業遺産

長良川流域ではアユ(鮎)を通じて、生活、水環境、漁業資源の循環がみられ、2015年(平成27年)に「清流長良川の鮎」として世界農業遺産に認定された[28]

漁業組合

  • 郡上漁業協同組合
  • 長良川中央漁業協同組合
  • 長良川漁業協同組合

長良川鵜飼

長良川河畔で行われている長良川鵜飼

長良川を舞台にした作品

歌謡

文芸

流域のイベント

備考

関連画像

脚注

  1. ^ 木曽三川の概要国土交通省中部地方整備局 木曽川下流河川事務所
  2. ^ 長良川直轄河川改修事業 説明資料、国土交通省中部地方整備局 木曽川上流河川事務所・木曽川下流河川事務所、2020年2月13日、2頁
  3. ^ 第1回 木曽三川下流域自然再生検討会 流域の概要と木曽三川下流域の河川環境について、国土交通省中部地方整備局 木曽川下流河川事務所、2009年2月16日、5頁
  4. ^ 地理院地図(ウエブ地図) 国土地理院
  5. ^ 長良川(中流域) - 環境省選定 名水百選
  6. ^ 安藤萬寿男輪中に関する二,三の考察(1)」『水利科学』第115号、水利科学研究所、1977年6月、1-15頁、NAID 220000009654 
  7. ^ 史跡岐阜城跡保存管理計画書 第3章 岐阜城跡の調査、岐阜市、2014年4月24日、60-63頁
  8. ^ 国土交通省 中部地方整備局. “KISSO Vol.18” (PDF). 2022年9月2日閲覧。
  9. ^ a b 国土交通省 中部地方整備局. “KISSO Vol.60” (PDF). 2022年9月2日閲覧。
  10. ^ 「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定!”. 美濃市 (2015年12月16日). 2024年10月27日閲覧。
  11. ^ 海と日本プロジェクト岐阜 | 未来の海を岐阜から守る”. 海と日本プロジェクト岐阜. 2024年10月27日閲覧。
  12. ^ 木曽三川について、国土交通省中部地方整備局
  13. ^ 岐阜県の河川名の由来 - ウェイバックマシン(2016年10月19日アーカイブ分)、国土交通省中部地方整備局 木曽川上流河川事務所
  14. ^ 天若日子命の葬儀のさい、天若日子命と間違えられた阿遅志貴高日子根神が怒り、破壊して蹴飛ばした喪屋が美濃国藍見川上流の喪山となったという。喪山は現在の美濃市(旧・大矢田村)の喪山であり、喪山天神社がある。
  15. ^ a b 『再版 美濃氣候編』附録「美濃往古以来ノ天災地変概禄」、岐阜縣岐阜測候所、1914年3月31日、4頁
  16. ^ a b 『長良川北治水略記』、1-2頁
  17. ^ 市原信治『長良川流路の変遷―とくに天文3年(1534年)前後の流路変遷についての地形地質調査―』1967年9月1日。doi:10.11501/2529775 
  18. ^ 市原信治『長良川の流路』教育出版文化協会、1975年5月8日。doi:10.11501/9582071 
  19. ^ 芥見郷土誌編纂委員会 編『芥見郷土誌』岐阜市芥見公民館、1964年6月1日、179-181頁。doi:10.11501/2990852 
  20. ^ 岐阜大学長良川研究会 編『長良川』三共出版〈三共科学選書 9〉、1979年1月5日、18-20頁。doi:10.11501/9583617 
  21. ^ 『長良川北治水略記』「河川変遷図」注記
  22. ^ 『長良川北治水略記』、4-5頁
  23. ^ [清流・長良川](39)鏡岩水源地 金華山地下、潤いたたえ(連載)=愛知讀賣新聞2004年7月1日朝刊28面、読売新聞中部本社
  24. ^ 6.長良川 - 環境省
  25. ^ 暑い日を涼やかに。長良川の名水を使った夏のドリンク、長良川STORY
  26. ^ ペットボトル水「清流 長良川の雫(しずく)を製造しました - ウェイバックマシン(2005年11月17日アーカイブ分)、岐阜市上下水道事業部
  27. ^ 第5位 清流 長良川の雫、環境省 名水百選ポータル
  28. ^ a b c d e f g 世界農業遺産 清流長良川の鮎 - 岐阜県・世界農業遺産「清流長良川の鮎」推進協議会
  29. ^ 北緯35度46分8.7秒 東経136度56分12.7秒”. ウォッちず. 国土地理院. 2013年1月5日閲覧。
  30. ^ a b 東海北陸自動車道 4車線化工事位置図” (PDF). 中日本高速道路. 2013年1月5日閲覧。
  31. ^ 北緯35度40分2.1秒 東経136度57分12.4秒”. ウォッちず. 国土地理院. 2013年1月5日閲覧。
  32. ^ 5.長良川 今昔筏場の風景と清流を巡る旅” (PDF). 長良川鉄道レール&ウオーク. 郡上地域活性化協議会. 2013年1月5日閲覧。
  33. ^ 長良川リバーマップ 深戸-美並苅安”. YHAラフティング. 2013年1月5日閲覧。
  34. ^ 北緯35度35分51.9秒 東経136度56分41.8秒”. ウォッちず. 国土地理院. 2013年1月5日閲覧。
  35. ^ プレストレスト技術協会賞受賞作品の紹介”. プレストレストコンクリート工学会. 2013年1月5日閲覧。
  36. ^ 北緯35度5分47.2秒 東経136度40分37.5秒”. ウォッちず. 国土地理院. 2013年1月5日閲覧。
  37. ^ 揖斐川橋(その1)” (PDF). PC設計NEWS. 三井住友建設. 2013年1月5日閲覧。
  38. ^ 水生生物の保全に係る環境基準の類型指定について” (PDF). 環境省. p. 122. 2013年1月5日閲覧。
  39. ^ 第7章 岐阜市の自然 - 岐阜市
  40. ^ ぎふめぐりマップ 広域コース、岐阜市、2014年7月

参考資料

関連項目

外部リンク


長良川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/11 14:39 UTC 版)

畳堤」の記事における「長良川」の解説

昭和前期戦前)に忠節町作られたもので、金華橋から忠節橋左岸1.6キロメートル間に残っている。

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