熊野の清水とは? わかりやすく解説

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熊野の清水(ゆやのしみず)

湧水 千葉県長生郡長南町佐坪2388
名水画像
弘法大師全国行脚途中この地に立ち寄り無く農民苦労しているのを見て法力により出したという由緒がある湧水で、室町時代より約100年間、鶴岡八幡宮直営湯治場として栄え湯谷呼ばれたのが名の由来である。
位置情報

おすすめの時期
現在おすすめです
通年

周辺の自然環境
緑の大自然囲まれ田園地帯では良質の米が生産されている。
利用状況
熊野の清水湧水から湧出したを、農業用水利用
水質・水量
水量は、48L/分の流量有している
由来・歴史
古い文献によると、弘法大師全国行脚途中この地に立ち寄りがなく農民苦労しているのを見て法力により出したという由緒ある湧水である。室町時代より約100年間、鶴岡八幡宮直営湯治場として栄え湯谷呼ばれたのが名の由来である。さらにこの清水弘法大使にちなんで「弘法霊泉」とも呼ばれている。
水質保全活動
熊野の清水管理委員会による、名水周辺定期的な清掃保全活動積極的に行われている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JR外房線茂原駅下車小湊バス都バス市野々経由大多喜行(約30分)「市野々下車徒歩20

【 お車でお越し場合
館山自動車道市原IC国道297号線国道409号線県道147号線で約60

お問い合わせ
長南町産業振興
〒 297-0192
千葉県長生郡長南町長南2110
TEL : 0475-46-3397
sangyo@town.chonan.chiba.jp
http://www.town.chonan.chiba.jp
その他
飲用の際には煮沸が必要.
アクセスマップ
アクセスマップ図

熊野の清水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/22 23:16 UTC 版)

熊野の清水公園
所在地
座標 北緯35度20分54秒 東経140度14分28秒 / 北緯35.34833度 東経140.24111度 / 35.34833; 140.24111
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熊野の清水(ゆやのしみず)は、千葉県長生郡長南町佐坪2388にある湧水である。1985年昭和60年)名水百選のひとつに選定された[1]

概要

「弘法の霊泉」ともいわれ[2]空海が布教のため立ち寄り、旱魃農民が苦労していたので法力によって清水を湧き出させたという伝説がある[2]

室町時代になってから鶴岡八幡宮社領となり、『鶴岡事書日記』[要文献特定詳細情報]によると、八幡宮直営の湯治場として栄えたことが記されている[2]。このため、当時の地区の名前は「湯谷」と呼ばれていたことから「ゆやのしみず」と呼ばれている[要出典]

水量は48L/分の流量を有し[3]、農業用水にも使用している[3]。ただし、飲用の際には煮沸が必要とされている[3]ので、注意が必要である。

交通

高速道路での最寄りインターチェンジは首都圏中央連絡自動車道(圏央道)茂原長南インターチェンジとなる[2]。無料の駐車場が整備されている[要出典]

バスの場合は、JR外房線茂原駅といすみ鉄道大多喜駅を結ぶ路線に乗り、市野々で降りて徒歩10分ほどである[2]

脚注

  1. ^ 熊野の清水 -名水百選 -環境省
  2. ^ a b c d e 熊野の清水”. まるごとe! ちば -千葉県公式観光物産サイト-. 公益社団法人 千葉県観光物産協会. 2022年12月26日閲覧。
  3. ^ a b c 熊野の清水|環境省選定 名水百選”. water-pub.env.go.jp. 環境省. 2023年5月3日閲覧。

関連項目

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