竹田湧水群とは? わかりやすく解説

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竹田湧水群(たけたゆうすいぐん)

湧水 大分県竹田市大字入田宇田112-3他
名水画像
大野川上流域位置し市内点在している湧水は、50所を越える。湧水は飲料水淡水魚養殖用や灌漑用水、または水路用に用いられている。
位置情報

おすすめの時期
7月中旬から8月  河宇田湧水そばの河川プールオープンしている。
周辺の自然環境
竹田市九州のほぼ中央大分県南西部位置しくじゅう連山阿蘇外輪山祖母傾連山囲まれ盆地で、その一部祖母傾山国定公園に指定されるなどすばらし自然景観備えている。竹田湧水群は大野川水系緒方川上流玉来川流域点在し地下水が火岩の亀裂伝わって多量に湧き出している。
利用状況
阿蘇山系からの伏流水水源とする湧水は昔から水道水源やそれぞれの地域飲料水使われてきた。特に入田湧水は豊富な湧水を淡水魚養殖利用されているほか、ミネラルウォーターサリナス(もやし)製造各地区の簡易水道使用されている。また、連日たくさんの水汲み客で賑わっている。
イベント情報
毎年7月中旬地元実行委員会主催入田名水祭と河川プール開きおこなわれる
水質・水量
箇所に及ぶ湧水は日量6トンから7トンといわれている。また、水質淡水型(軟水)で水温16
由来・歴史
阿蘇山系の湧水」で九州第1位の「名水」と北九州産業医科大学評価受けた湧水。
水質保全活動
入田地区には「名水会」や「入田の川を守る会」などの地域づくりグループがあり、これが中心となって河川の清掃合成洗剤追放家庭排水浄化、生ゴミポットの設置など地道な活動展開されている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JR豊肥本線豊後竹田駅下車車で約4.5km(12分)

【 お車でお越し場合
■ 九州自動車道熊本IC国道57号線を大分方面に約70km

尾野牟礼湧水周辺立入禁止区域です。

お問い合わせ
竹田市商工観光
〒 878-8555
大分県竹田市会々1650
TEL : 0974-63-4807
http://www.city.taketa.oita.jp/
その他
入田湧水群河宇田湧水そばに、湧水を利用した中島公園名水河川プールがあり、毎年多く利用客訪れてます。
アクセスマップ
アクセスマップ図

竹田湧水群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/25 14:19 UTC 版)

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竹田湧水群の案内板

竹田湧水群(たけたゆうすいぐん)は、大分県西部の竹田市祖峰地区にある湧水群である。名水百選に選定されている。また、同市は水の郷百選にも選ばれている。

湧水群は阿蘇山系からの伏流水を水源とし、大野川水系の緒方川や玉来川の流域に点在している。祖峰地区の県道竹田五ヶ瀬線沿いにその総数は約60か所にものぼり、湧水は総量で日量6 - 7万tといわれている。各地域で飲用などの生活用水や農業用水として用いられてきたほか、近年では淡水魚養殖に利用され、ミネラルウォーターとしても販売されている。特に、入田地区にある湧水(入田湧水群)は、観光客に人気がある。

湧水群の概要

  • 水質:淡水型
  • 硬度:50.43 - 65.79mg/L(軟水
  • 水温:約16℃
  • 湧水量:6 - 7万t/日

代表的な湧水

長小野湧水
泉水湧水
泉水湧水
せんすいゆうすい。火山岩の亀裂から湧き出る水は、透明度が高く、癖のないまろやかな味で、九州一の名水とも言われ人気が高い。
湧水量:4,340m3/日
所在地:竹田市大字入田泉水
河宇田湧水
かわうだゆうすい。緒方川沿いにあり、湧水量が最も多い。近隣に、中島公園河川プール、コットン水車、川魚料理店があり、湧水観光の中心となっている。また、ホタルの名所としても知られている。
湧水量:8,560m3/日
所在地:竹田市大字入田河宇田
矢原湧水
やばるゆうすい。民家の裏手にある規模の小さな湧水。
湧水量:3,520m3/日
所在地:竹田市大字入田矢原
長小野湧水
ながおのゆうすい。鳴瀧(なるたき)と塩井(しおい)の2箇所からなる。
鳴瀧湧水は、鳴滝神社の境内にあり、滝の脇にある岩肌から湧き出している。不治の病が治ったという伝説があり、滝の中には祠が祀られている。
湧水量:940m3/日
所在地:竹田市大字長小野鳴瀧
塩井湧水は、鳴滝湧水の上流約2kmの田園の中にある湧水。
湧水量:5,610m3/日
所在地:竹田市大字長小野塩井

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