男池湧水群(おいけゆうすいぐん)
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男池湧水群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 00:29 UTC 版)
男池湧水群 | |
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![]() 湧水噴出池 | |
所在地 |
大分県由布市庄内町阿蘇野 |
成因 | 湧水 |
淡水・汽水 | 淡水 |
![]() |
男池湧水群(おいけゆうすいぐん)は、大分県中南部の由布市庄内町阿蘇野にある湧水群である。名水百選に選定されている[1]。
九重連山東麓の黒岳(標高1,586 m)北側にある男池(標高850 m)から湧出する。大分川水系阿蘇野川の源流のひとつでもある。
黒岳の地下水が、数か月から1年以上をかけて地層を通り抜けて湧き出すため、カルシウムなどのミネラル分を適度に含んでいる。また、微量の炭酸ガスも含まれている。近隣で生活用水や農業用水として利用されてきたほか、近年ではミネラルウォーターとしても販売されている。
男池湧水群は阿蘇くじゅう国立公園の中に位置し、周辺には遊歩道が設けられている。男池湧水群の東約2 kmには、天然炭酸水で知られる白水鉱泉がある。
湧水群の概要
脚注
外部リンク
- 男池湧水群 - 環境省選定 名水百選
固有名詞の分類
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