鑑賞

デジタル大辞泉

かん‐しょう〔‐シヤウ〕【鑑賞】

読み方：かんしょう

［名］(スル)芸術作品などを見たり聞いたり読んだりして、それが表現しようとするところをつかみとり、そのよさを味わうこと。「名曲を—する」「—力」

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鑑賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/10/07 06:38 UTC 版)

この項目では、観照の審美的用法について説明しています。 仏教用語の観（ヴィパッサナー）の瞑想としての観照については「ヴィパッサナー瞑想」をご覧ください。

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鑑賞

鑑賞（かんしょう）とは、芸術作品などの視覚、あるいは聴覚を通して自己の中に受け入れ、深く味わうことである。対する表現とは異なり、能動的とはいえないものの、対象に直接的なおかつ積極的に関わり合うことによって、対象の中から具現化された美的なものを見出すことのできることから、受動的な美的体験でもない、という特徴も持っている。

近代美学の主要な理論として観賞論があった^[1]。そこでは、正しい観賞の態度として「美的（aesthetic）な」態度が語られてきた^[1]。それは《行動と結びつかない、ひたすら観賞的な》ということで、例えば、静物画のなかのりんごを食欲の対象しない、舞台の上の悪役を射殺しない、ということである^[1]。

観賞は、芸術作品としての認定が難しいものや、主に視覚的に楽しむことであり、観賞植物、観賞魚のように用いる。

脚注

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出典

1. ^ ^{a b c} 佐々木健一 2004, p. 142.

参考文献

• 佐々木健一『美学への招待』中央公論新社〈中公新書〉、2004年。ISBN 4-12-101741-2。 

関連項目

• 美学
• 映画
• 音楽
• 演劇

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

鑑賞

出典:『Wiktionary』 (2018/08/07 01:22 UTC 版)

名詞

鑑賞（かんしょう）

1. ある芸術作品を見て、その良さを味わう事。
   • 文芸上の作品を鑑賞する為には文芸的素質がなければなりません。文芸的素質のない人は如何なる傑作に親んでも、如何なる良師に従つても、やはり常に鑑賞上の盲人に了る外はないのであります。（芥川龍之介 『文芸鑑賞講座』）

動詞

活用

サ行変格活用

鑑賞-する

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「鑑賞」の例文・使い方・用例・文例

• 文学に対して深い鑑賞力を持っている
• 芸術に対する鋭い鑑賞力
• 私たちはカウディーリョの肖像画を鑑賞した。
• ビデオ鑑賞が好きです。
• 私の趣味はバスケットボールをすることと映画鑑賞です。
• そして私の趣味は音楽鑑賞です。
• 私はその映画を鑑賞したい。
• 私は花火鑑賞が好きです。
• 彼らの趣味は音楽鑑賞です。
• 私の趣味は映画と音楽鑑賞です。
• 音楽を演奏するのも鑑賞するのも好きです。
• 音楽を演奏するのも鑑賞するのも大好きです。
• 彼女の趣味は音楽鑑賞です。
• あなたはそのビデオをご鑑賞ください。
• あなたへその映画鑑賞券をプレゼントします。
• 私の趣味は映画鑑賞と読書です。
• またそれを鑑賞できるのを楽しみにしています。
• 私たちは今日はみんなの自由研究を鑑賞しました。
• 私は絵を鑑賞する。