地下水とは?

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ちか すい [2] 【地下水】

地下岩石割れ目や、地層中の間隙を満たしている雨水地中浸透して蓄えられたもの。飲用灌漑工業用水などに利用される。 ⇔ 地表水

地下水 (ちかすい)

 広義の地下水は地殻内部にある指し成因により、地殻内部生成温泉火山噴気に混じって出てくる処女水地層形成同時に閉じこめられた化石地表水大気中の水蒸気循環過程にある循環分けられる。狭義の地下水は循環指し、これらが地下水として一般に利用されている。地下水は水量水質水温比較安定した貴重な水資源で、現在、都市用水供給量の1/3は地下水によると推定される。戦後の急激な工業化都市化汲上げ量が急増し、地盤沈下塩水化水位低下による海水浸入)などの障害多発したため汲上げに厳し規制がかけられ、工業用水としての新規利用は困難である。

地下水

地下にある地層中の空隙飽和状態に満たしている陸水雨水地表水地中染み込んで、地下水面達し帯水層にたまったり流動したりする。
集落立地に関係する。

地下水

作者信子

収載図書星を奪う者たち
出版社未来社
刊行年月1987.8


地下水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/20 15:59 UTC 版)

地下水(ちかすい)とは、広義には地表面より下にあるの総称であり、狭義では、特に地下水面より深い場所では帯水層と呼ばれる地層に水が満たされて飽和しており、このような水だけが「地層水」や「間隙水」「地下水」と呼ばれ、地下水面より浅い場所で土壌間に水が満たされずに不飽和である場合はその水は「土壌水」と呼ばれる。このような狭義では、両者を含めた地表面より下にある水全体は「地中水」と呼ばれる。広義の地下水に対して、河川湖沼、ため池といった陸上にある水は「表流水」と呼ばれる[1][2][3]


注釈

  1. ^ 「帯水層」とは、水を含みやすく流通も比較的容易な土壌の層域である「透水層」の中でも特に水が大量に含まれてそれ以上は増すことができない飽和状態にある地層を指す。透水層のすべてが帯水層になるとは限らない。
  2. ^ 地下水の年代測定は考古学調査などと同様に炭素14の半減期から推定する放射性炭素年代測定法が用いられている。
  3. ^ 透水層が地上面に露出した箇所から地下水が流出する他に、地下の鍾乳洞のような地下洞内に流出する場合もある。
  4. ^ 「地下水学」では、地表面より下の不飽和帯と飽和帯の水全体を包めて扱う。
  5. ^ 長ければ数キロの間に幾本も電極を地面に打ち込んで電流を流し地面の抵抗値を測る「電気探査」では、水平方向での地下の状況に関する手がかりを得ることができ、これとボーリングによって得る垂直方向での電気探査の測定データを重ね合わせる「比抵抗トモグラフィー」も行われている。
  6. ^ 電磁波を用いた地上探査では、発信側と受信側の2箇所以上で作業を行う。発信側では1kmほどの長さの電線を伸ばし両端の電極から電流を地下に流して順番に複数の長周期波長の電磁波を作る。受信側は、発信側に対向して4-8kmほど離れた地点で1-1.5kmほど直線上の数箇所に20mほどの長さの電場センサーと1個の磁気センサーを用意し、地下から生じる電気・磁気の変化を測定する。このような地上探査は作業に手間がかかり広域を探査するには長期間かかるため、ヘリコプターからセンサーを吊り下げて行う「空中電磁波探査」が普及している。空中電磁波探査では深さ150m程度までと限界がある。
  7. ^ 「地盤沈下」は、涵養による流入量の少ない地下から地下水を過剰に汲み上げることにより水を含む帯水層そのものの体積は変化しないまま、帯水層に接する、通常は上や下などに存在する粘土層のような強固な構造を持たない難透水層中の地下水が帯水層へ移動することで絞り出され、これにより不透水層が収縮することで地上では地面が沈下する現象である。このような収縮は特に「圧密」と呼ばれる。帯水層(透水層)が直接収縮するのではない。
  8. ^ 地盤沈下によって地上付近の埋設物が相対的に浮上する事を「抜け上がり」と呼ぶ。

出典

  1. ^ 日本地下水学会
  2. ^ 「地下水」 - Yahoo!辞書
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 日本地下水学会/井田徹治著『見えない巨大水脈 地下水の科学』、講談社、2009年5月20日第1刷発行、ISBN 9784062576390
  4. ^ 地下水学用語辞典, 1986. 古今書院
  5. ^ 榧根勇 『地下水の世界』 日本放送出版協会、1992、p57-62
  6. ^ 「日本の水源林の危機 グローバル資本の参入から『森と水の循環』を守るには」(2009)、「グローバル化する国土資源(土・緑・水)と土地制度の盲点 日本の水源林の危機 II」(2010)、いずれも東京財団


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