カドミウムとは? わかりやすく解説

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カドミウム【cadmium】

読み方:かどみうむ

亜鉛族元素の一。単体青み帯びた銀白色軟らかい金属亜鉛鉱中に少量含まれ産出。塩(えん)および蒸気有毒易融合金・めっきに用い、また中性子をよく吸収するので原子炉制御材利用元素記号Cd 原子番号48原子量112.4。


カドミウム(Cd)

カドミウムによる環境汚染は,従来亜鉛精錬所メッキ工場電気機器工場などの周辺でみられました。大量のカドミウムが長期間にわたって体内に入ると慢性中毒となり,腎臓障害をおこし,カルシウム不足となり骨軟症をおこします。「イタイイタイ病」の原因物質はカドミウムといわれています。 
食品規格基準 玄米1.0mg/L以下 
排水基準 0.1mg/L以下 
環境基準水質)0.01mg/L以下 
大気汚染防止法有害物質排出基準1.0mg/Nm3以下

カドミウム


物質
カドミウム
英語名
Cadmium
元素記号
Cd
原子番号
48
分子量
112.411
発見
1817年
原子半径(Å)
1.49(1.66)
融点(℃)
321.1
沸点(℃)
764.3
密度(g/cm3
8.64
比熱(cal/g ℃)
0.055
イオン化エネルギー(eV)
8.993
電子親和力(eV)
0


カドミウム

カドミウムは、原子番号48元素記号Cd原子量112.411、密度8.65 g/cm( 25 )、融点320.8 沸点765 銀白色重金属です。主な用途には、ポリ塩化ビニルPVC)の安定剤、プラスティック・ガラス製品着色
料、ニッケル・カドミウム蓄電池電極材料などがあります。カドミウムは、 土壌中、鉱物中等ど天然に広く存在し多くの食品には、天然由来のカドミウムが含まれていることが確認されています。
カドミウムの暴露による慢性毒性としては、腎の近位尿細管再吸収機能障害認められています。

カドミウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 09:26 UTC 版)

カドミウム: cadmium [ˈkædmiəm])は、原子番号48の金属元素で、元素記号Cd である。亜鉛族元素の1つであり、化学的挙動は亜鉛と似ており、常に亜鉛鉱にカドミウムも含まれているため、亜鉛精錬の際に回収されている。


  1. ^ Magnetic susceptibility of the elements and inorganic compounds (PDF) (2004年3月24日時点のアーカイブ), in Handbook of Chemistry and Physics 81st edition, CRC press.
  2. ^ 軽石の有害物質、基準以下 沖縄県、有効利用検討”. 産経ニュース (2021年11月5日). 2021年11月5日閲覧。
  3. ^ 鈴木勉、田中真知『学研雑学百科 毒学教室 毒のしくみから世界の毒事件ま簿まで 毒のすべてをわかりやすく解説』株式会社学研マーティング、2011年、11ページ、ISBN 978-4-05-404832-4
  4. ^ a b c 桜井 弘(編集)『元素111の新知識』 p.225、p.226 講談社(ブルーバックスB-1192) 1997年10月20日発行 ISBN 4-06-257192-7
  5. ^ a b 桜井 弘(編集)『元素111の新知識』 p.225 講談社(ブルーバックスB-1192) 1997年10月20日発行 ISBN 4-06-257192-7
  6. ^ カドミウム野放し状態 違反工場、半数越える 八割が排水処理もせず『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月6日 12版 23面
  7. ^ a b 食事からのカドミウム摂取量とがん罹患との関連について 国立がん研究センター
  8. ^ 『読売新聞』2012年4月30日付朝刊2面


「カドミウム」の続きの解説一覧

カドミウム

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 13:49 UTC 版)

名詞

カドミウム

  1. 原子番号 48元素記号 Cd金属元素単体常温常圧では銀白色固体

発音(?)

か↗どみ↘うむ

関連語

翻訳


「カドミウム」の例文・使い方・用例・文例

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