硝酸カドミウム
硝酸カドミウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/13 16:32 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動硝酸カドミウム | |
---|---|
![]() |
|
硝酸カドミウム |
|
識別情報 | |
CAS登録番号 | 10325-94-7 ![]() 10022-68-1 (四水和物) |
特性 | |
化学式 | Cd(NO3)2 |
モル質量 | 236.42 g/mol |
外観 | 白色の結晶 |
密度 | 3.60 g/cm3, 固体 |
融点 | 350 °C, 623 K, 662 °F |
水への溶解度 | 122 g/100 mL (0 ℃) 136 g/100 mL (20 ℃) |
溶解度 | 酸に可溶 |
危険性 | |
EU分類 | 有害 (Xn) 環境への危険性 (N) |
EU Index | 048-001-00-5 |
Rフレーズ | R20/21/22, R50/53 |
Sフレーズ | (S2), S60, S61 |
半数致死量 LD50 | 300 mg/kg (ラット経口) |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 酢酸カドミウム、 塩化カドミウム、 硫酸カドミウム |
その他の陽イオン | 硝酸亜鉛, 硝酸カルシウム, 硝酸マグネシウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
硝酸カドミウム(しょうさんカドミウム、英 Cadmium nitrate)はカドミウムの硝酸塩で、化学式Cd(NO3)2で表される無機化合物。無水物と数種類の水和物があるが、一般には四水和物が流通している[1]。潮解性のある白色の結晶で、人体に対し発癌性がある。日本の毒劇法では劇物に分類されている[2]。
用途
ガラス・陶磁器の着色や、写真撮影用の発光剤 (Flash powder) 、化学工業におけるカドミウムイオンの供給源として利用される。
生成
単体のカドミウムや酸化カドミウム、水酸化カドミウムまたは炭酸カドミウムを硝酸に溶解し、結晶化させて得られる。
-
この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。
- 硝酸カドミウムのページへのリンク