ニッケルカドミウム‐でんち【ニッケルカドミウム電池】
ニッケルカドミウム電池
略してニッカド電池とも呼ばれる。陽極にニッケル酸化物、陰極にカドミウムを用いた充電可能な電池で、基本電圧は1.2ボルト。一般的な鉛蓄電池と異なり、完全密閉することができ、乾電池と同様に取り扱える。体積当たりの蓄電量では、最近普及してきたニッケル水素電池やリチウムイオン電池に一歩譲るが、ニッカド電池は瞬間大電流を供給できるという点では優れている。
ニッケル・カドミウム蓄電池
(ニッケル・カドミウム電池 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 23:58 UTC 版)
ニッケル・カドミウム電池(ニッケル・カドミウムでんち、英語: Nickel-Cadmium rechargeable battery:Ni-Cd)とは、二次電池の一種で、正極にオキシ水酸化ニッケル、負極にカドミウム、電解液に水酸化カリウム水溶液(苛性カリ・KOH aq.)を用いたアルカリ蓄電池である。ニッカド電池(三洋電機の商標[1])、ニカド電池、カドニカ電池(三洋電機の登録商標第1913742号)とも呼ばれる。ユングナー電池とも言う[2]。
- 1 ニッケル・カドミウム蓄電池とは
- 2 ニッケル・カドミウム蓄電池の概要
- 3 特徴
- 4 参考文献
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