減極剤とは? わかりやすく解説

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げんきょく‐ざい【減極剤】

読み方:げんきょくざい

電池電解槽での反応に際して起こる分極を減らす物質分極主として電極生じ水素によって起こるため酸化剤用いられる乾電池二酸化マンガン空気電池酸素など。復極剤消極剤


減極剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 15:23 UTC 版)

減極剤(げんきょくざい)は、電池あるいは電解槽英語版内において、分極が起こるのを防止する物質である[1][2]。おもに酸化剤が用いられるのは、電池の負極から正極、あるいは電解槽の陽極から陰極へ流れてきた電子水素イオンが結びつくことで分極が起きるためであり、これを酸化する働きをもつ[1][2][3]二酸化マンガン過酸化水素水二クロム酸カリウム、あるいは酸素など[1]




  1. ^ a b c d デジタル大辞泉「減極剤」、コトバンク、2012年1月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e 電機大、p.99.
  3. ^ a b c デジタル大辞泉『消極剤』 - コトバンク、2012年1月19日閲覧。
  4. ^ 新理系の化学(下)三訂版、石川正明著、p62-p63
  5. ^ デジタル大辞泉『分極』 - コトバンク、2012年1月19日閲覧。
  6. ^ 電機大、p.100-101.


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