水酸化カリウム

デジタル大辞泉

すいさんか‐カリウム〔スイサンクワ‐〕【水酸化カリウム】

読み方：すいさんかかりうむ

塩化カリウム水溶液を電解して作られる潮解性の白色固体。水によく溶け、水溶液は強アルカリ性。固体および濃水溶液は腐食性が強い。劇薬。カリガラス・軟石鹸(なんせっけん)・染料・アルカリ電池製造などに使用。苛性(かせい)カリ。化学式KOH

日本化学物質辞書Web

水酸化カリウム

分子式：	HKO
その他の名称：	Potassium hydroxide、水酸化カリウム、Caustic potash、Potassium hydoxide
体系名：	カリウムヒドロキシド

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分子構造リファレンス

物質名

水酸化カリウム

化学式

KOH

原子量

56.1

融点（℃）

300

密度（g/cm³）

78.0

特徴

潮解性を持ち、空気に触れると水分を吸って分解する。

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生物学用語辞典

水酸化カリウム

英訳・(英)同義/類義語：potassium hydroxide

潮解性の強い白色の結晶。KOH

「生物学用語辞典」の他の用語

化合物名や化合物に関係する事項：

水素  水素イオン  水素結合  水酸化カリウム  水酸化ナトリウム  水銀  氷

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水酸化カリウム

【仮名】すいさんかかりうむ
【原文】potassium hydroxide

石鹸作り、漂白、塗料の剥離に用いられる、腐食性の強い有毒化学物質。食品添加物として、あるいは一部の薬剤の調合の際に、少量で使用されている。

ウィキペディア

水酸化カリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/15 03:38 UTC 版)

水酸化カリウム（すいさんかカリウム、英: potassium hydroxide）は硬くてもろい白色の結晶で、カリウムの水酸化物であり、カリウムイオンと水酸化物イオンよりなるイオン結晶である。苛性カリ（かせいカリ、英: caustic potash）とも呼ばれる。

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「水酸化カリウム」の例文・使い方・用例・文例

• 高濃度水酸化カリウム水溶液
• 亜鉛の陽極、酸化水銀の陰極、水酸化カリウムの電解質からなる初歩的な電池
• 水酸化カリウムの電解質がある酸化ニッケル陰極と鉄の陽極がある蓄電池
• それを中性化するために、ミリグラムで計測される水酸化カリウムのような脂肪に存在する遊離酸量
• 水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムの強い溶液
• 油脂1グラムを鹸化するのに必要な水酸化カリウム量の数値
• 水酸化カリウムという化合物