ちゅう‐どく【中毒】
中毒
中毒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/27 06:22 UTC 版)
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| 中毒 | |
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| 毒物のシンボル | |
| 概要 | |
| 診療科 | 救急医学 |
| 分類および外部参照情報 | |
中毒(ちゅうどく)は、「毒に
転じて薬物依存症など依存症を指す場合があるが、ここでは前述した意味におけるものを述べる。
依存症
英語の addiction の語が中毒と訳される。また、現在医学的には中毒は後述する状態を指す。英語でも『junkie』は「麻薬中毒者」だけでなく「病み付きになっている人」という意味で使われる[要出典]。法律上は、「麻薬中毒」は、日本の麻薬及び向精神薬取締法においては、ヘロイン・コカイン・大麻・あへんなどへの依存症と定義される。嗜癖、薬物依存症などを参照。
分類
発症までの時間による分類
毒物には摂取後すみやかに効果が現れるものもあるが、長い時間がたってからでなければ効果が現れないものもある。たとえばシアン化ナトリウムやサリンなどは、摂取・暴露後にすぐ症状が現れ、量によっては数分以内に死亡する[4][5]。一方、ドクツルタケの毒素アマニチンや解熱剤アセトアミノフェンなどでは、食後数時間以上たたないと下痢などの諸症状が現れず、それらの初期症状を乗り切ったあともしばらくたたなければ致死的な症状が発現しない。また、パラコートやアマニチンのように、激しい初期症状が治まったあとしばらくして多臓器不全となるような2段階の症状が現れるタイプの毒物もある[6]。
発生源による分類
- 外生中毒 - 外部から体内に有害物質が取り入れられて起こるもの。
- 内生中毒(自家中毒) - 伝染病や尿毒症などの体内で生成された毒素によって起こるもの。甲状腺中毒症では、過剰分泌される甲状腺ホルモンが原因である(甲状腺機能亢進症を参照)。
薬物中毒
覚せい剤や幻覚剤など、中枢神経系作用する向精神薬の作用によって、行動や心理的変化によるものは、精神障害の物質関連障害の物質中毒(英: intoxication)として扱われる。薬物中毒参照のこと。また、昏睡といった身体の状態も物中毒(英: poisoning)である。
特定の部位に発症する中毒症状
中毒は全身が万遍なく具合が悪くなるものばかりではなく、特定臓器に被害が集中する場合も多い。たとえばメタノールは少量摂取しても失明するケースが多く、またパラコートは肺に重篤な損傷を与える[6]。タリウム中毒では脱毛が著しく見られるなど、毒物の種類によって特徴的な所見を示す例も多く、微量分析によらない中毒源の発見を助ける[7]。
中毒量
どんな物質であっても大量に摂取すれば有害作用を示すようになるが、通常は比較的少量でも身体に害を及ぼすものを毒物または毒素といい、中毒を起こす最低量のことを中毒量と呼ぶ。しかしながら、中毒量は解毒作用の個体差や状態により大差がある。肝機能や腎機能が低下している場合(高齢者・喫煙者・大酒家・糖尿病患者などに多い)、毒物の解毒作用が弱くなるため、中毒量は低くなる傾向にある。
中毒の種類
毒性作用による中毒
※五十音順
- 一酸化炭素中毒[8]
- カフェイン中毒[9]
- 急性アルコール中毒[10]
- 金属中毒 - 鉄、銅、亜鉛、マンガン、クロミウム、コバルト、ニッケル、銀、アンチモン、タリウム中毒、リチウム、ベリリウム
- 酸素中毒
- シアン化物中毒(青酸中毒)
- 食中毒[11]
- 窒素中毒
- テトラクロロエチレンの身体への影響
- 毒キノコ
- トリクロロエチレンの身体への影響
- 重金属 / 重金属中毒 - 鉛中毒 / 鉛、ヒ素中毒 / ヒ素、クロム中毒、セレン、カドミウム、水銀[12]
- ニコチン中毒
- 農薬中毒
- シンナー中毒
- フグによる食中毒 - テトロドトキシン
- 水中毒
- メタノール中毒
- 薬物中毒[13]
- ワラビ中毒
依存症
ここでは依存症のうち、「○○中毒」と呼ばれることが多いものを取り上げる。依存症の一覧については依存症を参照。
※五十音順
- アドレナリン中毒
- アルコール中毒 - 依存性のアルコール中毒についてはアルコール依存症を参照。
- 活字中毒
- 仕事中毒
- テレビ中毒
- 糖質中毒
- ニコチン中毒(タバコ中毒、喫煙中毒) - 依存性のものについてはニコチン依存症を参照。
- ネット中毒
- 薬物中毒 - 依存性の薬物中毒については薬物依存症を参照。
脚注
- ^ 「ガス漏れでCO中毒か、7人病院搬送 東京の焼き肉店」『朝日新聞』朝日新聞社、2005年6月25日。オリジナルの2005年6月25日時点におけるアーカイブ。2025年11月17日閲覧。
- ^ a b “薬物中毒とは?” (PDF). 厚生労働省. 2025年11月6日閲覧。
- ^ 「女児中毒死:重過失致死容疑の母親 不起訴処分へ 東京地検」『毎日新聞』毎日新聞社、2000年12月5日。オリジナルの2001年2月22日時点におけるアーカイブ。2025年11月6日閲覧。
- ^ 「地下鉄サリン事件10年を前に「サリン対策」訓練」『朝日新聞』朝日新聞社、2005年3月19日。オリジナルの2005年3月19日時点におけるアーカイブ。2025年11月17日閲覧。
- ^ 「地下鉄サリン事件10年、霞ケ関駅で黙祷、献花」『朝日新聞』朝日新聞社、2005年3月20日。オリジナルの2005年3月20日時点におけるアーカイブ。2025年11月17日閲覧。
- ^ a b “パラコート中毒” (PDF). 日本臨床環境医学会. 2025年11月6日閲覧。
- ^ 「母親の毒殺図った容疑、高1女子を逮捕 容疑は否認」『朝日新聞』朝日新聞社、2005年10月31日。オリジナルの2005年11月2日時点におけるアーカイブ。2025年8月5日閲覧。
- ^ 「グループホーム全焼、高齢者7人死亡 長崎・大村」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年1月9日。オリジナルの2006年1月10日時点におけるアーカイブ。2025年11月6日閲覧。
- ^ 「カフェイン中毒で死亡 エナジードリンクや錠剤を多用」『朝日新聞』朝日新聞社、2015年12月21日。オリジナルの2015年12月22日時点におけるアーカイブ。2025年11月6日閲覧。
- ^ 「慶大生、一気飲み繰り返し死亡 公認サークル懇親会で」『朝日新聞』朝日新聞社、2012年10月25日。オリジナルの2012年10月25日時点におけるアーカイブ。2025年11月4日閲覧。
- ^ 「集団食中毒:栃木県の少年院で 在院者56人が症状」『毎日新聞』毎日新聞社、2000年7月31日。オリジナルの2001年12月18日時点におけるアーカイブ。2025年11月17日閲覧。
- ^ 「チッソ、水俣病被害者団体に回答書 与党PT案に難色」『朝日新聞』朝日新聞社、2007年12月8日。オリジナルの2007年12月9日時点におけるアーカイブ。2025年11月17日閲覧。
- ^ 「3人の胃に覚せい剤4千万円相当、中毒で1人死亡 山梨」『朝日新聞』朝日新聞社、2005年5月24日。オリジナルの2005年5月26日時点におけるアーカイブ。2025年11月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 日本中毒情報センター(毒物や劇物を誤飲した場合の電話による24時間の情報提供)
中毒(ポイズン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:04 UTC 版)
一定時間ごとにHPが減っていくRPGにはおなじみの異常。時間がたてば治癒する。
※この「中毒(ポイズン)」の解説は、「アラド戦記」の解説の一部です。
「中毒(ポイズン)」を含む「アラド戦記」の記事については、「アラド戦記」の概要を参照ください。
中毒
出典:『Wiktionary』 (2021/06/16 14:37 UTC 版)
名詞
発音(?)
- ちゅ↘ーどく
関連語
翻訳
- カタルーニャ語: enverinament (ca) 男性
- チェコ語: otrava (cs) 女性
- 英語: intoxication (en), poisoning (en), toxicosis (en)
- エスペラント: veneniĝo (eo)
- フィンランド語: myrkytys (fi)
- フランス語: intoxication (fr) 女性
- ドイツ語: Vergiftung (de) 女性
- アイルランド語: nimhiú (ga) 男性
- イタリア語: intossicazione (it) 女性
- マレー語: peracunan (ms)
- ポルトガル語: envenenamento (pt) 男性
- ロシア語: отравление (ru) (otravlénije) 中性
- スペイン語: envenenamiento (es) 男性
- ウクライナ語: отруєння (uk) 女性
- 英語: addiction (en)
- アラビア語: الادمان (ar) (al edman) 男性
- ブルガリア語: навик (bg)
- エスペラント: manio (eo)
- フィンランド語: riippuvuus (fi), himo (fi), addiktio (fi)
- フランス語: dépendance (fr) 女性
- ドイツ語: Abhängigkeit (de) 女性
- ギリシア語: εξάρτηση (el) (eksártisi) 女性
- インターリングア: dependentia (ia)
- イタリア語: dipendenza (it)
- ノルウェー語:
- ノルウェー語(ブークモール): avhengighet (nb) 男性
- ポーランド語: nałóg (pl) 男性
- ポルトガル語: adicção (pt)
- ロシア語: зависимость (ru) (zavísimost') 女性, пагубная привычка (ru) (págubnaja privýčka) 女性
- スコットランド・ゲール語: tràillealachd (gd) 女性
- スペイン語: adicción (es) 女性
- トルコ語: düşkünlük (tr), tutku (tr)
動詞
活用
- サ行変格活用
- 中毒-する
翻訳
「中毒」の例文・使い方・用例・文例
- 急性アルコール中毒
- 一酸化炭素中毒
- 中毒患者には逃げ道はない
- 水銀中毒
- 食中毒
- 187人の客が食中毒にかかった
- 彼女は買い物中毒者に違いない。
- 仕事中毒に苦しんでいるのは日本人だけではない。
- ノロウイルスが原因の食中毒にかかる
- 重度のメチル水銀中毒
- 食中毒を防ぐため、肉はしっかり焼くこと。
- 中温細菌の数は30度か40度あたりで劇的に増加し、それらはしばしば食中毒を引き起こす。
- 当時水銀中毒をわずらう帽子屋は多かった。
- 麻薬中毒の少年
- 彼は食中毒です。
- それは食中毒の予防として効果もあります。
- それの中毒になってしまいました。
- 大腸菌による食中毒が頻発しています。
- 自分がアルコール中毒になるのではないかと心配です。
- 私は深刻なアルコール中毒者です。
中毒と同じ種類の言葉
品詞の分類
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