中段結界石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/05 22:00 UTC 版)
内側の墳丘中腹に巡らされた列石で、448基が確認される。各石は流紋岩質凝灰岩製の方柱状で、高さ約100センチメートル、幅約30センチメートル、奥行約20センチメートルを測る。石の頭部には聖観音を意味する梵字「(サ)」の1字が陰刻される。列立時期については、太子自身が運んだとする伝説や空海の寄進とする伝説がある。宮内庁書陵部による調査では嘉禄元年(1225年)以降の列立の可能性が高いとされ、江戸時代の享保年間(1716-1736年)以降に据え直されたと推定される。
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