ポアソン比とは? わかりやすく解説

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ポアソン‐ひ【ポアソン比】

読み方:ぽあそんひ

弾性体引き伸ばしたとき、あるいは押し縮めたとき、その力の方向伸び、あるいは縮みと、垂直方向の縮み、あるいは伸びとの比。1826年フランス物理学者ポアソン導入ポアッソン比。


ポアソン比


ポアソン比

横ひずみと縦ひずみの比。

ポアソン比

コンクリート供試体に単純圧縮力(又は単純引張り力)を加えたときに供試体載荷方向と直角方向生じたひずみと載荷方向のひずみとの比の絶対値コンクリートではほぼ1/5~1/7

ポアソン比

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/06 00:37 UTC 版)

ポアソン比(ポアソンひ、英語: Poisson's ratio, Poisson coefficient)とは、物体に弾性限界内で応力を加えたとき、応力に直角方向に発生するひずみと応力方向に沿って発生するひずみののことである[1]ヤング率などと同じく弾性限界内では材料固有の定数と見なされる。


  1. ^ a b 日本機械学会 編『機械工学辞典』(第2版)丸善、2007年1月20日、1214頁。ISBN 978-4-88898-083-8 
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  3. ^ 「弾性力学」p.41
  4. ^ a b 「弾性力学」p.90
  5. ^ a b 「構造力学I」p.37
  6. ^ 五角形のグラフェンの発見-夢の新素材として期待- - 東北大学プレスリリース
  7. ^ Roderic Lakes, Negative Poisson's ratio materials, http://silver.neep.wisc.edu/~lakes/Poisson.html 2014年1月2日閲覧。 
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