さ‐がん【砂岩】
しゃ‐がん【砂岩】
読み方:しゃがん
⇒さがん(砂岩)
砂岩
【英】: sandstone
礫岩{れきがん}とシルト岩の中間の大きさ(径 2~1/16mm)の岩片、鉱物片(砂)が固結したものであり、(1) 砂粒の粒径、(2) 砂粒を固めている物質、(3) 鉱物組成などによって細分される。例えば、中粒砂岩、石灰質砂岩、石英質砂岩などと名付けられる。多くの場合、粒子間に空隙{くうげき}を有しており、石油の貯留岩となる。巨大油・ガス田の貯留岩の約6割は砂岩であり、また砂岩を貯留岩とする最大の油田(1984 年までに発見された油田のうち)はクウェートの ブルガン(Burgan)油田であり、究極可採埋蔵量は 660 億バーレル(106 億 kL )と推定されている。本邦最大の油田( 1978 年現在)である秋田県の八橋{やばせ}油田の貯留岩は凝灰質砂岩である。 |
砂岩(sand stone)
砂粒が粘土などの膠結物質で固結した岩石で、構成砂粒の粒子の大小により、細粒砂岩、粗粒砂岩とも呼ばれる。硬砂岩と異なり、一般に固結度低く、砕石として好適でないものは、砂資源として評価されることが多い。砂岩
砂岩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:48 UTC 版)
砂岩は加工しやすくかつ耐久性が有り、他の石材と比較して経年劣化しにくい。砂岩の剥離は水分が砂岩の層に入り込み凍って膨張することで発生する。17世紀の植民地時代の北アメリカでは、野石に代わり砂岩が使用された。
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「砂岩」の例文・使い方・用例・文例
- 砕けやすい砂岩
- 古い岩石の断片でできている岩石(例えばまたは礫岩または砂岩)の、古い岩石の断片でできている岩石に属する、あるいは、古い岩石の断片でできている岩石である
- すり道具として使用される原始の石器(通常砂岩で作られた)
- 砂利は珪質砂岩である
- 石質砂岩
- 褐色砂岩から造られるテラスハウス
- 微細な粗粒砂岩でできた砥石
- 彼らは、砂岩の層を見つけた
- 高熱に耐える砂岩
- やわらかい砂岩で、船の甲板を磨くのに使われる
- 背が高い砂岩疫病神
- 硬くてきめが粗い珪質の砂岩
- 赤茶色の砂岩
- 舗装や建築に使われる青みがかった灰色の砂岩
- 海緑石を含むオリ−ブグリ−ンの砂岩
- 固まったシルトから成る細粒状の砂岩
- 硬砂岩という岩石
- 砂岩という堆積岩
- 塩を含んだ地下水が砂岩でできた遺跡に吸収される。
- その水分が蒸発すると,塩が結晶化し,壁面レリーフのひび割れや砂岩の浸食を引き起こす。
砂岩と同じ種類の言葉
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