十王村の水とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 日本の名水百選 > 十王村の水の意味・解説 

十王村の水(じゅうおうむらのみず)

湧水 滋賀県彦根市西今町
名水画像
県東彦根市にあるこの湧水は湖東三名水のひとつとして古くから知られ古来清水として住民配慮払われている。水源には神社をまつり、祭祀が行われており、いつからか「母乳地蔵尊」として地域の人たちに信仰されている。
位置情報

周辺の自然環境
十王村の水は街中交差点南角に、正方形一角切り取った変形五角形周囲を石の柵で囲まれた池にある。
利用状況
地元の人を中心に利用されている。
イベント情報
毎夏神霊慰め子どもたち健やかな成長願って地蔵盆が行われている。
水質・水量
水質については、良好な態といえる。
由来・歴史
「十王村の水」は湖東三名水のひとつとして古くから知られている。この水のことは「淡海録」や「淡海国木間捜」にも記録があり、「淡海国木間捜」には、西今村記述中に「爰ニ十王ト云名水湧出ルナリ則海道ノ側ニテ方ニ、三間四方ニ石ヲ居ヘ深サ尺有余ニテ南ノ角ヨリ湧出ル泉ナリ大旱魃ノ砌モ此ノ絶ルコト無シト云」とあり、その後書きには、晒布にこの用いたところ、上質の布になったという記述がある。また、水源池中央には、六角形お堂があり、お地蔵さまが祭られていて、おそらく水源池の水神竜神として祭ったものだと考えられるいつ頃からかは不明だが、「母乳地蔵尊」として地域の人たちに信仰されている。
水質保全活動
地元住民中心に「十王村の水保存会」(約400名)を設立し水源地十王川周辺清掃定期的に行っている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JRびわこ線「南彦根駅下車徒歩15

お問い合わせ
彦根市市民環境部生活環境
〒 522-8501
滋賀県彦根市元町4番2号
TEL : 0749-30-6116
kankyohozen@ma.city.hikone.shiga.jp
http://www.city.hikone.shiga.jp
アクセスマップ
アクセスマップ図

十王村の水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 04:18 UTC 版)

十王村の水(じゅうおうむらのみず)は、滋賀県彦根市西今町にある湧水である。


出典

  1. ^ a b “十王村の水(彦根)選ぶ 環境庁 「名水百選」 まず31ヵ所”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1985年1月5日) 
  2. ^ “近畿名水の旅 旧街道の伏流水 十王村の水 (彦根)”. 毎日新聞 朝刊 滋賀版 (毎日新聞社): p. [要ページ番号]. (1985年8月9日) 
  3. ^ “300人集い完成式典 井伊家の名宝など披露 彦根城博物館”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1987年10月7日) 
  4. ^ “十王川に゛名水″流れず 彦根 渇水で湧水量激減 酸欠かコイ、フナ浮く”. 毎日新聞 朝刊 滋賀版 (毎日新聞社): p. [要ページ番号]. (1986年1月19日) 
  5. ^ “ピンチの「十王村名水」復活へ 彦根市西今町-10年前から水枯れ市が調査費を計上”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1992年3月11日) 
  6. ^ “枯れた水源よみがえれ 復活求める住民の声 十王村の水 地下水脈調査に着手 彦根市”. 毎日新聞 朝刊 滋賀版 (毎日新聞社): p. [要ページ番号]. (1992年4月22日) 
  7. ^ “名水百選の「十王村の水」 清水よみがえる 70メートル掘削し自噴水 彦根市が保全事業”. 中日新聞 朝刊 滋賀版 (中日新聞社): p. [要ページ番号]. (1994年2月9日) 


「十王村の水」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「十王村の水」の関連用語

十王村の水のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



十王村の水のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
環境省環境省
Copyright © 2024 Kankyosho All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの十王村の水 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS