すい‐じん【水神】
み‐な‐かみ【▽水神】
すいじん 【水神】
水神
水神
水神
水神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 09:31 UTC 版)
水神(すいじん、みずがみ)は、水(主に淡水)に関する神の総称である。
日本の水神
農耕民族にとって水は最も重要なものの一つであり、水の状況によって収獲が左右されることから、日本においては水神は田の神と結びついた。田の神と結びついた水神は、田のそばや用水路沿いに祀られていることが多い。
また、水源地に祀られる水神(水分神(みくまりのかみ))は山の神とも結びついている。農耕以外の日常生活で使用する水については、井戸・水汲み場に水神が祀られる。
水神の象徴として河童、蛇、龍(龗)などがあり、これらは水神の神使とされたり、神そのものとされたりする。

日本神話
日本神話には、水に関する神として以下のような神が登場する。
- 罔象女神‐日本における代表的な水の神
- 高淤加美神‐龗は龍の古語であり竜神とされる
- 闇淤加美神‐高龗と対を為す竜神とされる
- 闇罔象神 -- 闇罔象神と闇龗神いずれも祈雨(きう)、止雨(しう)、灌漑の神として信仰されている。
- 天之水分神・国之水分神 -- 分水・分水嶺の神
- 瀬織津姫神 -- 祓戸大神の一柱
- 速開都比売神‐河口淵や海の底の神とされ、祓戸大神の一柱
- 多紀理毘売命‐霧の神であり宗像三女神の一柱
- 若宇加能売命‐廣瀬大社の主祭神
- 朝熊水神‐朝熊平野の水の神とされる
- 多支大刀自神‐石清水・湧水の守護神
- 日河比売 -- 霊力のある川に仕える巫女
- 深淵之水夜礼花神 -- 水の運行を司る神
- 天之都度閇知泥神 -- 水路の神
- 天之久比奢母智神・国之久比奢母智神 -- 瓢(ひさご)・灌漑の神
- 水光姫命‐井戸の神であり神武天皇を導いた有尾人神とされる
- 泣澤女神‐沢の神
- 善女竜王
- 八大竜王
- 武水別神 -- 聖山に鎮座した水神
- 建御名方神 -- 武神・風神・農耕神と共に水神としての性格も持つ
- 洩矢神・守屋大臣 -- 山神として雨を降らせる
関連項目
水神(みずがみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:29 UTC 版)
「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「水神(みずがみ)」の解説
アニメ第2作第22話に登場。ヒマラヤ山脈の奥地で神として称えられていた液体のような透明な細胞を持つ高等生物。ざんばら髪の男水神使い(声 - 千葉順二)の持つ角笛により操られる。体内に人間を閉じ込めて消化することが可能で、自身の細胞が入った水を飲んだ者も体が溶解する。体を無限に巨大化させたり、雪崩を起こしたりすることもできる。水神の秘密を知った者を襲っていくが、最後は水神使いが焼殺されたことによって滅ぶ。
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「水神」の例文・使い方・用例・文例
- 水神の住む想像上の都
- 水神
水神と同じ種類の言葉
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